2003/02/9,10 鹿島の海
始めに宿優先で行き先を決めてしまったので、あんまりコレといった目的もなく、大洗から日立あたりまでの漁港を車でウロウロして、良さそうな堤防があったら竿を出してみると言う、だらけた釣りで時間を潰してしまった。
結果的に釣りは全くダメで、青イソメまで投入したにも関わらず、ただの一度もアタリすら感じられなかった。2日目の最後に久慈港へ言ったら、沖堤に寄りかかるように貨物船らしき船がなって座礁していた。船は斜めになっていて、港の周辺には油らしきものが漂っていた。後で知ったんだけど、去年の暮れ、北朝鮮の貨物船が座礁していたらしい。旅の中では、これが一番驚いた出来事だった。
宿は、阿字ヶ浦にあるチープな温泉旅館だったが、夕食は豪勢にあんこう料理のフルコースっていうのを頼んでみた。(この夕食が一応旅のメイン。)料理は、茶碗蒸し、とも酢、あんきも、唐揚げ、皮の煮こごり、そしてメインのあんこう鍋などがでる。
あんこうは初めてだったんだけど、味は、基本的にあっさりとした白身魚の味で、味に特徴が感じられなかったかなぁ。メインのあんこう鍋は、白味噌ベースの味噌仕立て。あんこう自体にクセが無いので、鍋で煮ても、特徴のない磯系の鍋と変わりがなかった。あん肝は、蒸してあったので、クセはなく食べやすかったけど、これもあんまり印象に残らない味だった。
総括すると、「興味本位で一度は食べてみるけど、二度目は無い」と言ったらいいのか。ただ、宿の選び方が良くなくて、実は味付け次第では美味しい魚なのかもしれない。
帰ってきてから、色々あんこうについて検索していたら、本来の「あんこう鍋」っていうのは、あんこうの肝をふんだんに溶かしこんだ、濃厚な「どぶ汁」と呼ばれるものらしい。その鍋は、水を使わないで、あんこうから出る水分とあんこうの肝、そして味を調える為に味噌を入れて料理するようだ。肝を溶かしこまないあんこう鍋は、あっさりした磯系鍋になってしまうと言うことか。次があるかは分からないけど、次は、しっかり「どぶ汁」と書いてあるところであんこう鍋を食べたいと思う。
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