昔話:悲惨な末路を遂げる歴代携帯電話たち

 僕の会社の後輩が携帯電話をどこかへ落としてしまったらしく、どこを探しても見つからないので、新しいのを買ってきた。彼は自転車通勤なのだが、会社帰りにコンビニに寄ったらポケットに入れたはずの携帯が既に無かったようで、ペダルを漕いでいる内に落としてしまった模様。3往復くらい会社とコンビニを行ったりきたりして探したけどどうしても見つからなかったそうだ。

 その話を聞いていて泣けてくるのは、その携帯がG-SHOCK仕様の完全防水携帯と言うことで、電池はもうとっくに切れたのだろうけど、携帯自体は雨にも風にも負けず、いまだ電子機器部分が生きたまま街角のどこかに転がっているに違いないと思われる。そんな彼が不憫でならない。

 ここまでは前置き。携帯電話でおもいだしたのだけど。

 携帯電話は今まで何度も何度も機種変更を繰り返してきたが、釣り人が持ち歩く携帯と言うのは、得てしてまともに天寿を全うしないのが常説となりつつある。

 過去を遡ると、僕が一番初めに買った携帯は、ドコモのデジタル・ムーバF201 HYPER(以下、画像は全て、DoPlaza ~携帯電話情報サイトからのリンクです。リンクフリーなのがありがたい。昔の携帯の画像みるとちょー懐かしいな、、。)だったと思うのだけど、この携帯は、釣ったバスを取り込む時に北浦のボート桟橋からドボンと落下してみごとに水の底へ。これは未だに北浦の水の底に沈んだままで、新しい魚が身を潜める障害物として活躍していると思われる。

 で、買い換えた携帯は同じ機種だったと思うのだけど、今度は八郎潟でボートごと転覆して全身および携帯がずぶぬれになった。これは一瞬携帯が死んだのだけど、しばらく乾かしていたら復活。事なきを得た。

 次に持った携帯は、ドコモのデジタル・ムーバN203 HYPERだったと思う。

 この末路は、花火大会を見に行った際ポケットから落としてしまい、すぐに誰かに気づいてもらおうとネネの携帯電話を借りて、着信音を鳴らし続けたのだが、その後すぐにひどい雷雨があって、しばらくしたら着信音が鳴らなくなってしまった。雨にぬれて少しずつ鳴らなくなって行ったと思われるその携帯の末路を思うと不憫でならない。結局その携帯は見つからず。

 それから、牛久でボートを借りて釣りしてたら、突然大雨が降ってきて、雨具の用意をしていなかったものだから急いで中に来てたシャツの胸ポケットにしまったのだけど、そのまま釣りに熱中してたら携帯に水が回ってしまい結局壊してしまったこともあった。今の携帯は生活防水当たり前だけど、昔の携帯は水に弱かった。

 中でも一番悲惨な末路をたどったのは、ネネの携帯で、これは一昨年くらいの話なのだけど、伊豆のちょー寂れた漁港で釣りをしている時に公衆トイレ(いわゆる「ボットンの便所」)へ行ったら、事もあろうか携帯をトイレに落としてしまったらしい。たまたまお尻のポケットに入れていて、気が付かずに用をたそうとしたら、そのまんまボットンと行ってしまった。

 すぐにその場でなんとかしようと思ったらしいのだけど、よしんば回収出来たとして、これを今後使い続けてもよい物かどうか迷うところだ。結局見つからなかったのだが。幸いかもしれない。汚い話で申し訳ない。

 きっと、こういう話は誰にでもひとつは有りそう。

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