子育て:最近の出産事情で気になる点を2点ほど
Tweet昨日は、ほぼ息子だと思われる、まだ見ぬ子供の状態を見るべく産婦人科の検診に行ってきました。今のところすこぶる順調で、体重は2800gあるようです。これだけの体重が有れば、もういつ出てもおかしく無い状態。2人目の存在、いよいよ現実味が増してまいりました。
今回は、出産や、産婦人科周りの事について、気になる点がいくつかあるので、書いてみたいと思います。
昔ながらの産婦人科医院が廃業していく
1人目は、近所にある昔ながらの産婦人科にて出産する予定で、ぎりぎりまで診てもらっていました。典型的な町医者タイプのおじいちゃん先生で、今時エコーに頼らず、なるべく触診で子供の状態を見るというポリシーにも関わらず、なかなか評判の良い産婦人科医師でした。
しかし、そろそろ生まれそうだと言う時期に、1人目の出産予定日が正月付近であることが濃厚になってきたため、急遽駅前にある総合病院へ転院することになってしまいました。ですので、その当時はかなり焦りました。結構あわただしかった事を憶えています。
参照
立会い出産(立ち会い出産、立ち合い出産?)感想(1人目の出産記録です。長文ですが。)
初めは正月近辺でも出産させてもらえるという話だったのですが、やはり人手不足からか、正月に立ち会ってくれる助産婦が確保できないと言う理由だったと思います。
半年後、その産婦人科は廃業してしまいました。先生が高齢だったのはもちろんですが、おそらく後任が居なかったのだと思います。
こういった、地元密着的な産婦人科が今、どんどんなくなっていきます。まだ医療危機についてはあまり言われる事のない埼玉県でも、気が付くと診てもらえる産婦人科医院が減っている事が分かります。今人気なのは医療施設が充実している総合病院と、フランス料理がお祝い膳で出るような、産婦人科に特化した豪華な施設の病院です。
きちんとした施設がある病院ももちろん悪くないのですが、ちょっとした不安があったときにすぐ相談できる地元未着的な産婦人科も必要な存在じゃないかと思います。何より、妊婦が特定の病院に集中すると言う事があまり良くない気がしています。理由は、次の節で。
通常ではない分娩になると、とたんに人手不足になる
で、2人目の話です。今は駅前の総合病院で診て貰っています。つい半月前ですが、「逆子である」と言う診断を受けてしまい、急遽帝王切開の日程が組まれることになりました。
しかし、どうやら産婦人科の医師が人手不足らしく、帝王切開扱いになると、日程を組むのがなかなか難しいらしいのです。手術の予約が一杯の中、なんとか3月3日にねじ込んで貰い、帝王切開の手術が組まれることになりました。
その後、幸運にも逆子は直ってしまい今は通常分娩に戻りました。よかったよかった。
担当している医師からは、3月3日にどうしても帝王切開しなければ行けない妊婦が居たので、1人減って非常に助かったといわれたそうです。
初めに書いた町医者的産婦人科が廃業していくことにより、総合病院の負担が日に日に重たくなっていきます。産婦人科の危機については、非常に興味があるトピックスなので、web上ですが気になる記事は目を通しています。
産婦人科というのは、かなりの激務のようです。通常分娩でも陣痛から出産まで結構な時間を費やすため、そのための監視が必要になります。そこへ来て、逆子や高齢出産を初めとするちょっと難しい出産となると、とたんに人手不足の兆候が現れてきます。そういった分娩は、きちんとした施設のある病院に集中するからです。
突然ねじ込まれるそういった難しい出産に対して、十分考慮された体制が組まれていれば良いのですが、産婦人科医師自体が激務や、親からのクレーム、時には訴訟などの難しい問題から、他の科に転科、もしくは次の成り手が居ないなど、産婦人科医師の不足が深刻化しています。
一個人として何も出来ないのは歯がゆいのですが、とにかく憂いはあります。せめてブログ上で警鐘を鳴らすことにします。将来の産婦人科事情はどうなっていくのでしょうか。
また、子供の居ない夫婦に置かれましては、高齢出産+初産だと、とたんに診てもらえる病院が減ってしまう可能性があります。今時の高齢出産の閾値は36歳あたりらしいので、そういった観点から、なるべく早く出産は済ませておいたほうが良いと思われます。
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