Archives | Tumblr | Facebook | bullet-feed.pngRSS

「35R」の方々に送る、HR/HMリスニング復活講座 その2

昨日の続きです。(参照:「35R」の方々に送る、HR/HMリスニング復活講座 その1

また無駄に長文。よければお付き合い下さい。

3.90年代の僕とHR/HM(1994?1999年あたりまで。社会人になった)

 大学を卒業して社会人となった僕は、だんだんと、確実にHR/HMの熱が冷めてきました。それは大人になり、高校生のとき味わった衝動がだいぶ冷めて来たのと、日本では、HR/HMブームが下火になったことも重なりました。

 社会人になり収入は増えたので、それなりにCDも買っていたはずなのですが、HR/HMのCDに対する出費はほとんどありませんでした。

 HR/HMに関しては、特定のアーチストだけに絞り、細々とCDを買っていました。バンドってよりも、どっちかと言うと、主に好きなギターリストの方を追いかけてました。(マーティ・フリードマン、スティーヴ・ヴァイ、ウーノ・ベッテンコート、ジェイク・E・リーなど)ギターも気が付けば、いつの間にか押入れの奥のほうへ行ってしまい、ほとんど出さなくなってきます。その代わりに、はまってしまったのが「釣り」です。それはギター熱が冷めてきたのと同期して上昇していきました。多分、「釣り」と「エレキギター」は相性が良い説。(今度別に書く)

 その代わりに、原点回帰と言いますか、かなり昔のCDを借りて聞くことが多くなりました。ディープパープルやら、レッドチェッペリンなど。また、初めは釣り関係で知り合った先輩がジャーマンメタル好きだったこともあり、話が合ったので、ジャーマン系メタルのCDを借りてかなり聴きました。(スコーピオンズ、ハロウィン、ガンマレイ、アクセプトなど)

 その時期、ニルヴァーナとか、サウンドガーデンとか、グランジにも多少手を付けたのだけど、どうも僕には合わない様で、特定の縦乗りの曲は好きなんだけど、アルバム全体としては飽きちゃう。合間に挟まれるけだるい曲調に付いていけなかった。

 おそらく、ついていけなかったのは英語の意味が取れないせいです。けだるい曲調の裏に、本当に伝えたい事が歌詞に書いてったはずなんですが、それが読み取れなかったので、イマイチ楽しめなかったのだと思います。

 結局、純粋な日本人の僕的には、洋楽を聴く上で、基本英語の歌詞は有って無いような物なので、メロディーラインとか、テクニックとかそういう方に走りがちなんです。90年代の超絶ギタリストに耳が慣れてしまったため、グランジ系バンドのギターテクもチープに思えてしまいました。

 後は、HR/HMの代わりに日本のCDを一杯買ってました。真心ブラザーズとか、奥田民夫とか。やっぱり歌詞が分かるんで、邦楽も良いなぁと。割合的には邦楽の方が多かったと思います。

 僕の話はこれくらいで、このあたりの時代のHR/HMムーブメント。

 調べてみると、この時期はやはりHR/HM系バンドにとって氷河期だったようで、世界的には、90年初頭まで持てはやされていたバンドのうち、まともに生き残ったのは、メタリカくらいだった模様。グランジやその他のジャンルに傾倒したバンドはことごとくセールス的に落ち込み、規模縮小や、解散などしていったようです。唯一、日本だけは状況が別だったみたいです。

 おそらく日本だけHR/HMのムーブメントが他の国に比べ、ある程度生き延びたのは、僕が上記に書いた理由(歌詞の意味は無視。メロディ、テク重視)だと思います。

 この時代、僕が好きだったはずのリフやギターソロを重視したカッコよいバンドや、メロディアスなハイトーンボイスのヴォーカルはほぼ一掃され、極限まで速さを求め、デス声を発する「デス・メタル」だったり、逆に、あまりにも早すぎるリフの反動で、重々しく遅い「ドゥーム・メタル」が流行ったり、また、「グランジ」へ傾倒していったりしていきました。

 少なくとも、ギターリストが前面に出る時代は終わり、バンド全体でかもし出す重厚な雰囲気や、社会への病理描写、内向きの憂鬱感などのリアルな歌詞で訴えるテイストが持てはやされるようになってしまったようです。

 ゴシックメタルと言われるジャンルもこの時期に始まったようです。"PARADISE LOST"と言うバンドが発表した「ゴシック」と言う曲が、ゴシックメタルのそもそもの語源だとか。(この曲だけでもあとで聴いてみる)

 とにかく僕が好きだった伝統的なHR/HMの系統を引き継ぐバンドはほぼ淘汰され、世代交代が起きた時代のようでした。

4.00年代の僕とHR/HM(2000年?現在まで)

 2000年以降の僕は、今まで買ってきた過去の遺産CDを聴くことが多く、CD自体を買う頻度が非常に減ってきてしまいました。それは結婚し、仕事が忙しくなってからはさらに加速してしまい、CDもほぼレンタルが多くなり、CDの出費はほとんど0に近くなりました。良い事と言えなくも無いのですが、寂しくもあります。

 僕的に、この年代で唯一つぼにはまったのは、リンキンパーク。"METEORA"は名盤だと思います。また、さらなる原点復帰を目指し、アコースティックギターを買ったので、アコースティックな系統の曲を聴くことが多くなりました。それでも、買うのは本当に特定のCDのみです。

 で、HR/HMに復活を果たすべく、この穴を埋めるために世界的な状況を整理します。

 どうも、あまりにも重厚かつ憂鬱過ぎた90年代後半の反動からか、メロディアスな旋律を含めるヘヴィメタルバンドが増えているようです。ヨーロッパで主に流行っているシンフォニックメタル、クラシック音楽の要素が盛り込まれたゴシックメタルなど、新しい動きが出始めてるようですね。

 しかし、ジャンルが細分化する一方で、王道と言うべき正統派の流れを汲むHR/HMはほとんど居なくなってしまったようです。「再結成ブーム」ってのもあるらしいのですが、みなさんお歳を召されてきて、哀愁が漂っちゃってる気がしないでもないです。

 今のところ、一番流行っているのは、どうも女性ヴォーカルを前面に出した、ゴシックメタルや、シンフォニックメタルなどのようですね。メロディアスな旋律としっかりとした歌が歌えるヴォーカルが前面に出てくるこの新しい流れは、もしかしたら僕にぴったり合うのかもしれないと思いました。

 最後にはwikipediaさんに頼ってしまいますが、ヘヴィメタル - Wikipedia から引用。

現在はジューダス・プリースト、アイアン・メイデンなど正統派のメタル・バンドが復活する一方、若者の支持を集めた新世代トリヴィアムやアヴェンジド・セヴンフォールド、根強い人気を保っているスカンジナビアのイン・フレイムスやチルドレン・オブ・ボドム、女性ボーカリストを擁して大衆的な人気を得るに至ったナイトウィッシュやエヴァネッセンスなど、幾多のジャンルにまたがる多くの新バンドが登場している。

アメリカの調査会社 NPD によると、2006年に前年と比較して最も市場が成長したロック系音楽ジャンルはハードロック/ヘヴィメタルとなっている。

5.これからどうするかね

 僕の中では、10代後半から20代前半に掛けて持っていた情熱を取り戻したいと思っていて、数日前に書いたように、新しく自分に合いそうな音楽を求めて彷徨っている最中です。出来れば過去に何度か感じてきた衝撃をまた味わいたい。

 それにしてもだよ。何せ、最近の状況が全くもって訳分からんだったので、自分の過去から洗いざらい書いてみて、その上で好きそうなジャンルと重ね合わせてみようと言う試みを今回行ってみました。ほぼ全部公開したので、誰か僕に合いそうな曲を紹介してください。完全に他力本願。(笑)

 とりあえず、wikipediaで引用されているバンドから物色してみようかと思います。今はYoutubeなどで、普通に試聴出来ちゃうから便利ですね。(本当はだめなんだけど)

 ジャンル的な分類も含めて、HR/HMについて色々書いてきましたが、王道的なHR/HMはほとんどなくなったみたいだし、色々細分化とかされて、カテゴライズがいい加減めんどくさくなってきたので、結論的には、音楽ジャンルなんてどうでもよいってことでOKですか?

 でも、僕としてはやっぱり超絶プレイといわれるギターテクに惹かれてしまいます。最近アコギ関係でそういうのを見つけてしまい、そっち側に浮気中です。最近、エレキで、そういう逸材は出てきてないのでしょうか。同時募集中です。

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連性が高いおすすめ記事


comments powered by Disqus