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観光とは関係ない、今のヨーロッパ事情が分かるかもしれない写真 part2

su-doku

 前回の続きです。part1はこちら。

≫ 観光とは関係ない、今のヨーロッパ事情が分かるかもしれない写真 part1

 頭の画像は、フランスの高速道路、パーキングエリアでみつけた「SU-DOKU」です。日本だと「数独」ですね。流行ってます。やたらと置いてありました。数独というのは日本発祥だと思っていたのですが、実は全く違うみたいです。

≫ 数独 - Wikipedia

現在の数独は、アメリカ人建築家ハワード・ガーンズが匿名で考案したものである。これは18世紀にスイスの数学者レオンハルト・オイラーが考案した、ラテン方陣あるいはオイラー方陣と呼ばれるものに、3×3のブロックという新たな制限を付け加え、ペンシルパズルとしたものである。これはNumber Place」の名前で1979年にニューヨークの出版社デル・マガジン社から初めて出版された。
世界的な流行は、1997年にニュージーランド人ウェイン・グールドが日本の書店で数独の本を手にとったことに始まる。グールドは数独をコンピュータで自動生成してイギリスの新聞タイムズに売り込み、2004年11月12日から Su Doku の名で連載を開始した。2005年4月から5月にかけてブームに火が付き、インデペンデント、ガーディアン、ザ・サン、デイリー・ミラーなどイギリスの主要日刊紙に軒並み掲載されるという状況になった。

 名付けの親が日本人と言うだけで、発祥は全く違うようです。まぁこれ系のものは、日本語で紹介すれば流行る、と言う計算があったのかもしれません。

フランスでは水の代わりにワインを飲むべし

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 ヨーロッパといえば、ワインです。滞在中はとにかくワインばっかり飲んでいました。僕の血中ワイン含有率はだいぶ増加したと思います。この季節になると、冷えたワインだけではなく、温めたワインも各所で飲めます。この温めたワインをバンショーと言うらしいです。一杯2ユーロ。何故か甘酒の香りがします。シナモンフレーバーの香りのようです。

 ヨーロッパでワインを飲む理由はただ単にヨーロッパへ行ったから、と言うだけではなくて、価格の問題もあります。下手をするとジュースよりワインの方が安いと言う日本ではありえない逆転現象が起きます。

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 左のジュース、160mlでなんと4ユーロします。(約500円)レストランで注文しました。これが、缶のまんま出てくるので、なんだかだまされた感じです。一方ここのレストランのグラスワインは3.5ユーロでした。水は結構割高です。

 ヨーロッパで一番困ったのは水でした。水道水は安心して飲めず、全てがミネラルウォーター頼りです。日本の感覚で、どこでも買えるからと水の携帯をおろそかにしていると、水が無くなり、買う所も無く、必ず痛い目に遭います。

 話を戻しますが、ワインが安い原因の一つは酒税が劇的に安いためです。数値的なデータソースが無いのですが、下記のサイトを見ると世界の酒税が良く分かります。

≫ ビールと税

国別酒税比較

 ワイン、ビール共にフランスの酒税はただ同然の税率です。おそらく、製造工程での衛生管理や、品質管理の規制等も緩いのでしょう。こういった点から、酒税の無いワイン、ビールは、単なるジュースと化します。ですので、フランスへ行ったらワインを飲まないと損です。下手すると少し割高で買った水より安いです。

 ビールはもっと安く感じました。これは日仏の酒税の違いを見れば一目瞭然です。

フランス人の休暇に対する考え方

sunday.jpg cafe.jpg  今回、フランス各所で感じ、また色々考えさせられたのは、フランス人の休暇の取り方でした。

 まず、フランスの店は日曜日開いていません。薬屋さんなど、どうしても開けなければならない店のみ許可されて一部開いています。また、トラックの運転についても、日曜日は実質稼動してはならず、長距離輸送など、途中で日曜日になってしまった場合は、パーキングエリアで日曜日を丸々過ごす事になるそうです。

 また、一般の家庭については、日曜日の仕事はありませんし店も開いてませんので、午前中は教会のミサへ行き、午後は家族とゆっくり過ごすか、カフェでまったりします。バカンスについては年間平均35日有給休暇を消化し、その休みを各季節(夏か冬)のバカンスなどに充てます。

 そして、週の労働時間は35時間と法律で定められており、当然の如く極力残業をしません。これって5で割ると、1日平均7時間ですね。

 まとめると、フランス人の日の労働時間はきっちり7時間で、その上、年間1ヶ月半程の休暇を消費していると言う事になります。これは日本人の常識からしてみれば恐るべき休暇時間です。

 このようにフランス人の労働時間が少ないのは、フランス革命で獲得した労働者の権利を守ると言う国民性と、キリスト教の教えの一つである、「労働は罪の報い」と言う考えから来ているようです。労働は罪ですから、罪の償いが終わると、きっちり仕事を終わらせてプライベートに使うという考えが骨の髄まで浸透しています。

 振り返ってみて日本を見てみると、みんなが少しずつプレッシャーを掛けて、お互いに窮屈な思いを強いられている様に感じます。休みは休みでスパッと決めてしまって、みんなが不便な思いを共用するという方向にはならない物でしょうか。

 24時間コンビニが稼動し、自動販売機でどこでもジュースが買え、日曜日や、更には大晦日や正月でもスーパーが開いているような現在の日本の状況が世界的情勢からすれば異常であり、24時間体制で働かなければならない人が数多く居るという状況を、少しでもおかしいと疑う事が必要なのかもしれないと今回感じました。

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