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フリーダウンロード可能なアルバムが、2008年米Amazonでの売り上げNo.1になったと言う話

Ghosts
©2008 NIN

 フリーでダウンロード出来るアルバムが、Amazon's MP3 storeで売り上げNo.1になりました。これは音楽業界にとって、新しい一歩を踏む出す非常に喜ばしいニュースだと思います。

 そのアルバムは、下記からダウンロード出来ます。

≫ Ghosts - Home

 Nine Inch Nailsの「GHOSTS I-IV」と言うアルバムです。まことに勉強不足でこのバンドを知らなかったので、今ダウンロードして聴いている所です。全くなんの制約もなくすんなりダウンロードできました。

 Nine Inch Nailsのオフィシャルサイト。

≫ nin.com [the official nine inch nails website]

 ダウンロードはオーダーページから行います。

≫ Ghosts - Order Options

 フリーダウンロードは『GHOSTS I』のみです。全36曲中9曲聴けます。

 当然のようにDRMフリー(劣化なしでコピーできる)のMP3で、ライセンスは、「Creative Commons Attribution Non-Commercial Share Alike license」です。このライセンスは、クレジット表示、非営利、改変、変形時のライセンス継承の条件で、自由に使えます。

amazons_best_album
≫ Amazon.com MP3 Downloads: Best Music of 2008

 それにしても、そうそうたるメンバーを抑えて、文句なしのNo.1です。少なくともアメリカでは、良い楽曲、良いアーチストに関して、フリー公開の有無に関係なく、ファンは惜しみなくお金を支払うと言う事が証明されました。

 しかし、ここまでの道のりは決して平坦ではなかったようです。

2007年リリースのアルバム『イヤー・ゼロ (Year Zero)』がオーストラリアで法外な値段で売られていることにレズナーが憤慨し、固定ファンから搾取しようとするレコード会社のやり方を痛烈に批判。これをきっかけに作品のリリース形態に新しい試みを取り入れていく。

まずはレズナーが制作に携わったソウル・ウィリアムズのアルバム『The Inevitable Rise And Liberation Of Niggy Tardust』を購入者が値段を$0か$5かを選べる方法でダウンロード・リリース。しかしこの試みはレズナーの思惑通りには行か無かったようで、有料ダウンロードが全体の僅か18.3%であったことにレズナーは落胆した。

しかしレズナーはこれにめげず、今度は自身の新作『Ghost I-IV』を全36曲中9曲は無料、残り27曲は$5でダウンロードでき、さらに2枚組のCD ($10)、DVD付きのデラックス・エディション ($75)、レズナーのサイン入りのウルトラ・デラックス・ヴァージョン ($300)をラインナップ[4]。続く『The Slip』に至っては全曲を無料で配布した。

≫ ナイン・インチ・ネイルズ - Wikipedia

 最新アルバムもダウンロード出来るみたいです。リンクはこちら。

≫ nin.com [download]- the slip

 と記事を書いている間に、一通り聴いてみました。全曲インストです。一応、インダストリアルメタルの部類に分類されるみたいだけど、このアルバムについては、明らかにメタルではないです。どちらかと言うと映画のBGM的なテイストですね。

 これが一時的な流行で終わってしまうのか、後続が現れて来るのか注目です。少なくとも日本では、この様な現象が起こるまでかなりの年月を待たなければいけないでしょう。(もしかしたら永遠に無理かも?)

 まぁ、ネットならアメリカでも日本でも関係ないので、恩恵には預かれるのですけどね。

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