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メキシコ湾原油流出事故を「机にこぼしたコーヒー」に喩えて皮肉りまくるコメディー動画

BP_Spills_Coffee.jpg

 ディープウォーター・ホライズン爆発によるメキシコ湾原油流出事故が起きたことにより、海外、特にアメリカでこの事件を皮肉る画像が数多く作られている事は、以前このブログでも紹介しました。

 これもそれ系の「原油流出事故」を皮肉ったコメディー動画なんですが、今までに数々作られてきた皮肉系の作品の中でも一、二を争う面白さだと思います。

 英語を聞かなくても映像だけで十分楽しめますので、ぜひご覧下さい。

 コメディー的な作品に解説を加えるのは野暮かも知れませんが、事故の現状と対策を把握するのに役立つかも知れないので、自分自身への学習も兼ねていくつか書いてみます。

1. こぼれてしまったコーヒーの流出を必死に手で押さえようとする女性。(0:18)

 原油流出をオイルフェンスで防ごうとするが失敗。


2. 不器用に作った段ボールに紙コップを付け、紐にぶら下げて、上からなんとかコーヒーをすくい取ろうとする上司らしき男性(0:52)

 これは、油回収船の様子ですかね。


3. 髪の毛を切って、こぼれたコーヒーにばら撒く男性(1:17)

 髪の毛や動物の毛をストッキングなどのナイロン袋に詰め、その束でオイルフェンスを作り、油を吸わせようという作戦を皮肉ってます。

 なんでも、髪の毛や動物の毛は、重量の約6倍の原油を吸い取ることができるそうで、集めた毛をストッキングなどのナイロン袋に詰め、その束でオイルフェンスを作り、油を吸わせようというアイディアなのだとか。

 一見荒唐無稽な計画のように思えるが、2007年に米サンフランシスコのベイブリッジにコンテナ船「中遠釜山」号が衝突し、原油流出事故が発生した際、同団体はこの方法で原油除去を行い実績を上げているというから、その効果は実証済みだ。


4. ピンポンのボールを悲惨な状況になったコーヒーの中へ投げ入れる男性(2:20)

 結局失敗してしまった「トップ・キル作戦(Junk-Shot作戦とも呼ばれる)」への皮肉です。

 破れかぶれの対策のように、この案こそ最善の策になるかもしれない。大量のゴミを防噴装置(BOP)に注入して原油の流出を食い止め、さらに泥やコンクリートを注入して油井を完全に封印する方法だ。BPのダグ・サトルズ最高執行責任者(COO)いわく、注入するゴミはゴルフボールやタイヤ、結び目を作ったロープなど、「厳選されたもの」になるという。


 とにかく、事故後のヒステリックなもめ方とか、場当たり的な対処とか、責任の擦り付け合いとか、大事故の時に起きそうな事が事細かに皮肉られており、つっこみどころが満載です。事故後のありがちな対応を確認し、教訓とする意味でも有意義な動画だと思いました。

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