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アメリカにおける56年間(1950年?2006年)のトルネード軌跡マップ

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 2012年5月6日に発生した茨城県の竜巻は私達の記憶にも新しいところですが、竜巻発生の本家とも言えるアメリカでは、一体どのくらいのトルネードがどこで発生しているのか。それを分かりやすく可視化したのがこの「トルネード軌跡マップ」です。

 参照元はこちら。

 このマップでは、NOAA(アメリカ海洋大気庁)のデータを使用し、56年間(1950年?2006年)のトルネード発生場所と軌跡、そしてその規模(藤田スケールを使用)がマップ上に示されています。

 各スケールの大まかな指標は以下の通りです。自分の勉強の為にも以下に記載します。

F0:被害は比較的軽微。煙突の損傷、木の枝が折れる、根の浅い木が傾く、道路標識の損傷など。
F1:中程度の被害。屋根がはがされたり、自動車で引く移動住宅などは壊れたりひっくり返ったりする。移動中の自動車は道から押し出される。壁続きのガレージは破壊される。
F2:大きな被害。家の壁ごと屋根が飛び、強度の弱い木造住宅や移動住宅などは破壊され、貨車は脱線したりひっくり返ったりし、大木でも折れたり根から倒れたりする。軽いものはミサイルのように飛び、車は横転したり数十メートル程度飛んだりする。
F3:重大な被害。建て付けの良い家でも屋根と壁が吹き飛ぶ。列車は脱線転覆、森の大半の木は引っこ抜かれ、ダンプカーなどの重い車でも地面から浮いて飛んだりする。
F4:深刻な大被害。建て付けの良い家でも基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき、車は大きなミサイルのように飛んでいく。
F5:あり得ないほどの甚大な壊滅的被害。強固な建造物も基礎ごと吹き飛んでいってしまい、自動車大の物がミサイルとなって数百メートルを超過して空を飛び交い、どこからとも無く大型トラックが降ることもある。樹木も根こそぎ宙を舞い、とにかく信じられないような大惨事になる。

 スケールごとに分割されたトルネード軌跡マップは以下から見ることが出来ます。

 アメリカの中部、東部の平地は、トルネードの軌跡だらけで、逃げ場がほとんど無いということがこのマップからよく分かります。北も南もまんべんなく発生していますね。

 日本も気候の変化により、竜巻が発生しやすい状況になりつつある気がします。もしかしたら、今後、アメリカを参考にした、竜巻の監視体制や防災体制が必要になってくるのかもしれません。

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