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Impostor Syndrome - インポスター症候群

  • カテゴリでは、世界で最も人気があるWebコミック「xkcd」の最新コミックをひたすら日本語に翻訳していきます。
  • 2017年の翻訳記事はxkcd(2017年)、2016年の翻訳記事はxkcd(2016年)、2015年の翻訳記事はxkcd(2015年)、2014年の翻訳記事はxkcd(2014年)、2013年の翻訳記事はxkcd(2013年)から。更に過去の翻訳記事はxkcdからどうぞ。
  • 翻訳済みの秀逸なコミックについては、過去のベスト10をまとめた記事(2009年~2010年2011年2012年2013年2014年2015年)よりどうぞ。
  • なお、コミック内の英文が難解な場合は、クオリティの低い訳文をとりあえずUPすることもありますが、自ら気づいたり、皆様からの指摘があれば、正しい訳文にその都度直していきますので、誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。

impostor_syndrome.png
©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

Impostor Syndrome(インポスター症候群 )

女: This is Dr. Adams. She's a social psychologist and the world's top expert on impostor syndrome.
 (こちら、アダムス博士。彼女は社会心理学者であり、世界一の詐欺師症候群専門家です。)
アダムス博士: Haha, don't be silly! There are lots of scholars who have made more significant...
 (ははっ、バカを言わないで!もっと素晴らしい学者がたくさんいるわ...)
アダムス博士: ...Oh my God.
 (...あら、なんてこと。)

Alt-text: It's actually worst in people who study the Dunning-Kruger effect. We tried to organize a conference on it, but the only people who would agree to give the keynote were random undergrads.
 (ダニング=クルーガー効果を勉強する人にとっては、実際、最悪だ。私たちは会議を開催しようとしたが、基調講演をすることに同意する唯一の人物はランダムな学年だった。)

補足

 インポスター症候群とは、自分の達成を内面的に肯定できず、自分は詐欺師であると感じる傾向の事を言う。今回のコミックは、インポスター症候群研究の第一人者であるアダムス博士を紹介しようとしたら、その博士が謙遜してしまって、自分自身に驚くと言うもの。

 ダニング=クルーガー効果は、インポスター症候群とは逆に、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまうというバイアス効果の事。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

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