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Attention Span - 集中力持続時間

  • カテゴリでは、世界で最も人気があるWebコミック「xkcd」の最新コミックをひたすら日本語に翻訳していきます。
  • 2017年の翻訳記事はxkcd(2017年)、2016年の翻訳記事はxkcd(2016年)、2015年の翻訳記事はxkcd(2015年)、2014年の翻訳記事はxkcd(2014年)、2013年の翻訳記事はxkcd(2013年)から。更に過去の翻訳記事はxkcdからどうぞ。
  • 翻訳済みの秀逸なコミックについては、過去のベスト10をまとめた記事(2009年~2010年2011年2012年2013年2014年2015年)よりどうぞ。
  • なお、コミック内の英文が難解な場合は、クオリティの低い訳文をとりあえずUPすることもありますが、自ら気づいたり、皆様からの指摘があれば、正しい訳文にその都度直していきますので、誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。

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©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

Attention Span(集中力持続時間)

男: I haven't read any books in forever. I have no attention span anymore.
 (長い間、本を読んでいない。もう集中力持続時間はないな。)
女: Didn't you literally just spend six hours obsessively reading about the theory that Thomas the Tank Engine is authoritarian propaganda depicting a post-apocalyptic fascist dystopia?
 (「きかんしゃトーマス」は、終末後のファシスト・ディストピアを描いた独裁主義のプロパガンダであるという理論について、文字通りちょうど6時間掛けて取り憑かれたように読んでいたんじゃなの?)
男: OK
 (そうだな。)
男: I mean I have no attention span for anything good anymore.
 (何か良いものにこれ以上の集中力持続時間がないって意味だよ。)
女: Let's check out your bookshelf, shall we?
 (あなたの本棚を見てみる?)
男: What are you-
 (何を...)
女: I see a dragon holding a sword in its teeth on the cover of a book that's thicker than it is wide.
 (私には、幅が広いと言うよりも、分厚い本のカバーの上で、歯で剣を咥えているドラゴンが見えるよ。)
男: And? That's a classic!
 (それで?それは古典だ!)
女: Just saying, I don't think this is a new development.
 (ただ、私はこの現象が新しい展開だと思ってない、というだけ。)

Alt-text: I didn't even realize they MADE a novelization of "Surf Ninjas." How did you-- Oh my god, it's signed by the author?!
 (僕は、彼らが "サーフニンジャ"の小説版を作ったことさえも気づいていなかった。君はどう?なんてこった、作者の署名がある?!)

補足

 本を読む機会が少なくなり、集中力の持続時間が短くなってきたことを嘆く主人公。しかし、彼の本棚にあった分厚い本を読みたがらない様子をみて、女は、集中力持続時間の低下が今に始まったことじゃないと告げる。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

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