野原しんのすけが開発した「死体ごっこ」は時を超え世界を魅了する
クレヨンしんちゃんで野原しんのすけが趣味としている「死体ごっこ」が、ネット上のネタとして長い時を経て熟成され、今、世界中の人を魅了しているようです。
死体ごっこ(Lying Down Game)は、公共の場でうつぶせに硬直し、その状態で写真を撮ってインターネットで公開するインターネットミームです。2009年の6 月頃に、Facebook上のグループで火が付き、ここから世界中のあちこちで死んだふりをしている何千人もの写真が生まれました。
参照元記事はこちらです。
「死体ごっこ」は、手のひらを体の横に、つま先を地面に付ける事がルールとされ、公共性が高い場所や、よりたくさんの人数で行うと、評価が高くなります。また、立ち入り禁止の場所や安全性を無視した場所で死体ごっこをやると、さらに高い評価を受ける事が出来ます。
で、どうやらこの死体ごっこの発祥は、元を辿っていくと「野原しんのすけ」らしいのです。2003年に流行った「死体ごっこ」(Playing Dead)の解説にその記述があります。元々は韓国のネット上で流行ったネタのようです。
下記は、2003年に流行った元祖「死体ごっこ」の解説。
クレヨンしんちゃんのこんな一コマが、このミームの発祥の元になってます。
この解説の中にもありますが、当初はこういう流れで広まっていったようです。
Popular Japanese manga → Popular Korean variety show → Internet meme
(日本の有名なマンガ → 韓国の有名なバラエティ番組 → インターネットミーム)
こちらが、2003年の韓国流行時代に撮られた代表的な写真。見事な「死んだふり」っぷりです。
そして、時は流れ2009年。このネタをベースにし、さらに発展した形となり、「死体ごっこ」は世界中を魅了するミームとなったようです。
先日惜しくも亡くなられた故・臼井儀人は素晴らしい漫画家であり、そして、クレヨンしんちゃんもやはり素晴らしい作品であると改めて思います。大人の琴線に触れる何かを常に提供してくれました。
以下、「死体ごっこ」に関連する情報を可能な限り載せていきます。
下記は、Facebook上の「死体ごっこ」グループ(ミクシィでいうところのコミュ)。ログインが必要かも。
これは、「死体ごっこゲーム」のオフィシャルサイト。
Flickr上の「死体ごっこ」グループ。
以下、厳選された「死体ごっこ」の映像。素晴らしい作品の数々。
その他の参照記事。