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読書:図書館で本を借りる人の為の出来る限り早く本を消化する速読術

たくさんの本

 僕は読む本に関して、100%図書館から本を借りています。毎週1度は必ず図書館へ行き、良さげな本を物色するのが毎週の決まったイベントです。

 ここ数年は全く本を購入していません。単にもったいないと言うのもありますし、なるべく多くの本を消化するためには図書館で本を借りるスタイルの方が都合がよいからです。

 一切本を読まなかった、大の本嫌いのネネ(妻)が最近、ぽつぽつ本を読むようになって、一緒に図書館へ行くことが多くなりました。

 ネネは、本を読むのが非常に遅いです。1冊の本を読むのに2週間くらい掛けてじっくり読みます。返す期限が迫ってしまい、いつも慌てています。本人も言ってますが、字を追うのが非常に遅く、苦痛らしいのです。

 一方僕は、1日か2日で1冊の本を消化していきます。特にハウツウ本や、啓発本なんかの類はそれこそ30分から1時間で読んでしまうことが多いです。

 どうやって読むと早く読めるのかと聞かれたので、僕がやっている読書方法を書きたいと思います。まず前提として、僕は速読術や、その他早く読むための方法は一切しりません。経験的なところから、こんな読み方だとある程度早く読めるよー、と言うレベルで書いていきます。

 まず、読もうとする本の系統で早い遅いに多少違いが出ます。

ミステリーや、恋愛小説、その他長編小説の場合

 ミステリーや、恋愛小説、その他長編小説などは順を追って読まないと内容が理解できないため、俗に言う斜め読みはあまり出来ません。こういった系統の本は、僕でも読了するのに2,3日掛かります。

 ただし、こういった小説でもある程度読み飛ばすテクニックはあって、なんとなく本筋と関係ないだらだらとした描写が始まるなー、と感じると(あくまで自分の感覚的に)その部分数ページは一気に斜め読みで読み飛ばします。

 で、構わずその次の部分を読み始めるのですが、先の部分を読んでいって斜め読みした部分を読まないと話が繋がらないなぁ、と気づいたら初めてその部分に戻って読み直します。話が繋がれば斜め読み部分は無視です。

 それから、図書館で借りた本の場合、基本的に金銭は発生しないので、冒頭の部分をある程度読んで(30ページぐらい?)自分に合わないと気づいた時点でばっさりとその本は切り捨て、返してしまいます。

 自分に合わない本はやっぱり読む時間が遅くなります。興味のあるなしで読むための集中力が変わって来るからです。感覚的に合わないと思った本は時間の無駄ですので、それ以上読まないのが得策です。その分、別の楽しい本が必ず図書館にあるはずです。

ハウツウ本や啓発本など、小説形式ではない本の場合

 初めの1回目はまともに本を読みません。まず目次をパーッとみて、全体的な流れと面白そうな部分を大体掴みます。

 初めの一回目の読書ですが、各部分の重要と思われる部分(太字になっていたり、枠で囲ってあったり、箇条書きになっている部分)、センテンスの表題、図式化されていればその図などを中心にパーッと見ます。本文は少しだけ見ますが、基本的には無視です。

 そんな感じでどどどーっと、初めのの1回はお尻まで読んでしまいます。ここで大体内容がつかめたと思ったらここでその本の読書は終わりです。図書館に返してしまいます。

 1回目の読みで、何か心に引っかかりがあり、重要な部分を詳しく読みたい欲が出てきたら、2回目の読書に掛かります。今度は全体的な流れと重要な部分は頭に入っているので、必要な箇所の本文を重点的に読んでいきます。

 上記の様な読み方をすると、本によっては30分で読み終わります。(1回目のみの場合)

 このような読書方法は、実費で本を買っているとたぶん出来ない方法です。こんな読み方では、出費がかさんで仕方が無いです。図書館で借りてる人が使える方法だと思います。

 非常にもったいない読み方だと言われそうですが、本当に好きな小説類は、初めからじっくり時間を掛けて読みますよ。本によってタイプを分けることが大事だと思います。

 この記事のカテゴリは、読書について です。
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