RFIDを使った無限の可能性を垣間見る事が出来る新製品『mir:ror』
RFID(ICタグ)とは、微小な無線チップを人やモノに埋め込む(持たせる)事により、個々の識別や管理を行う仕組みです。
下記の製品は、RFID技術とUSB端末、そしてインターネットを使い、自分の持ってる物や、自らの体をデジタル世界に直接繋ぎます。
端末だけ見ると「なんじゃらほい?」ですし、まだ英語の情報しか出回ってないので、僕も完全には理解していないのですが、この製品は、画像にあるRFIDを認識するためのUSB端末と、RFIDタグ(切手のようなもの)を使い色々な事を行うようです。
たとえば、傘にRFIDタグを貼り付けます。傘を手に持ち、USB端末が傘のRFIDタグを認識すると、インターネット上で、天気予報の表示が自動で行われます。また、飲み物の最新のレシピを知るために、カクテルシェーカーにRFIDタグをつけるとか、そんなことが例として挙げられています。
上記は簡単な例ですが、使い道はこれだけではなくて、もっともっと色んな事に使えそうです。インターネットと組み合わせれば、物をトレースすることも可能です。
いつも持ち歩くものにRFIDを付けて、会社や家で相互に認識させれば、自分の行動範囲を記録したりするのにも使えると思います。多分、RFIDが広まっていけば、もっともっと使い道は広がっていくのだと思います。
とりあえず、スターターキットとして、RFIDを認識する「mir:ror」と、RFIDタグ、そして同社からすでに発売している、Nabaztag(WiFiでインターネットに接続してメール着信やお天気情報を知らせたり、メッセージを読み上げたりする「スマートうさぎ」)を売り出すようです。
$70かぁ。欲しいな・・・。