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Moria - モリア鉱山のドワーフ達の悲しい末路

 このカテゴリーの記事は、世界で最も人気があるウェブコミックxkcdの最新コミックをひたすら日本語に翻訳していくシリーズです。今回のコミックはこちら。

moria.png
©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

Moria(モリア鉱山)

老人: Behold, Khazad-dum; The dwarrowdelf; The Mines of Moria - once the greatest and mightiest city of the dwarves.
 (見よ、 カザド=デュム、古代都市dwarrowdelf、モリア山の鉱山を・・。ドワーフたちの町で最も大きく、最も広大だったかつての都市だ。)

But the dwarves delved too greedily.
 (だが、ドワーフ達は、貪欲に採掘しすぎた。)

And too deep.
 (それは、あまりにも深い。)

子供: ...And awoke a terror of shadow and flame?
 (それで、炎と影の恐怖が起こったのですか?)

老人: No. They couldn't get out.
 (いや、彼らは出る事が出来なかったのだ。)

Alt-text: Someone should really bring them a ladder and remind them to build the Endless Stair *first* next time.
 (誰かがドワーフたちにハシゴを持ってこなければいけない。そして次に、まずは、「永遠の階段」を作る事を思い出させなければならない。)

補足

 モリア鉱山は、J・R・R・トールキンの架空の世界で登場する中つ国にある場所。

 物語の全容を知らないので、細かい部分は良く分からないのだけど、ドワーフが鉱山を貪欲に掘りつくしてしまった事がきっかけで、争いが起こると言うのが実際のストーリーだけど、ここでは、ドワーフが、鉱山を深く掘りすぎて結局出てこれなくなった、と老人が語っている。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

 この記事のカテゴリは、xkcd日本語訳 です。
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