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Sickness - 新たなる決意

こでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリーでどうぞ。

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©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

Sickness(病気)

白ハット: So, has this sickness opened you up to looking for answers beyond science?
 (それで、この病気は科学を超えた答えを探す方向に君を向かせたのかい?)

男: No, not really.
 (いや、そうならなかった。)

We've groped for comfort before the slings and arrows of fortune for millennia, and I begrudge nobody their sources of solace.
 (僕らは何千年もの間、運命の逆境に対して、快適さを求め、手探りで探してきた。そして僕は、だれのなぐさめの源もねたんだりはしない。)

But science provides tools.
 (だが、科学はツールを提供する。)

$100 billion a year in scientific studies and medical R&D has bought us some pretty damn powerful slings and arrows of our own.
 (年間1000億ドルもの科学的研究と医学的な研究開発分野において、僕らは自分自身に対する相当強烈な弓矢を購入してきた。)

This world is amazing, and I'm going to live to experience more of it thanks to people who refused to gracefully accept the ineffability of reality.
 (世界は素晴らしいんだ。そして僕は、現実に対する表現しづらさの受け入れをきっぱりと拒否する人々の恩恵を受けて、それ以上の体験をしながら生きていくつもりだ。)

I find my courage where I can, but I take my weapons from science.
 (僕は、出来る場所で自分の勇気を見つける。でも、僕は科学から自分の武器を受け取る。)

Because they work, bitches.
 (なぜなら、仕事だからだ。忌々しいが。)

alt-text: At least, with p0.05 confidence
 (少なくとも、p<0.05の信頼を伴う。)

補足

 家族の病気に立ち向かい、そこに科学を超えたものを見たのか?と問われた主人公(たぶん作者自身)。しかし、非科学的なものに対する受け入れを拒否し、科学によって現実と向き合う決意を新たにする。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

 この記事のカテゴリは、xkcd日本語訳 です。
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