Standards - 競合規格がさらに増殖するプロセス
ここでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリで。翻訳済みの秀逸なコミックについては、2009年?2010年のベスト10をまとめた記事からどうぞ。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。
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Standards(規格)
[How standards proliferate:
(いかにして「規格」は増殖していくか:)(See: A/C chargers, character encodings, instant messaging, etc)]
(例:ACチャージャー、文字コード、インスタントメッセージなど)Situation: There are 14 competing standards.
(状況:14の規格が競合する状態)男: 14?! Ridiculous! We need to develop one universal standard that covers everyone's use cases.
(何、14だって?!これは奇妙だ。僕らは、誰もが使用出来るケースを想定して、単一の規格を開発する必要がある。)女: Yeah!
(その通りよ!)[Soon:]
(まもなく:)Situation: There are 15 competing standards.
(状況:15の規格が競合する状態)Alt-text: Fortunately, the charging one has been solved now that we've all standardized on mini-USB. Or is it micro-USB? Shit.
(幸運にも、我々はmini-USBの規格化がされた状態で、充電の端子問題を解決しています。え?もしくは、マイクロUSBだって?くそっ。)
補足
競合しあう規格が更に増えていくプロセスを端的に表したコミック。規格の話だけではなく、様々な事柄において新しい事を始めようとする時は常にこんなジレンマがつきまとう。
XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
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