The Corliss Resolution - 知的生命体が宇宙外に飛び出さない訳
ここでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリで。翻訳済みの秀逸なコミックについては、2009年?2010年のベスト10をまとめた記事からどうぞ。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。
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The Corliss Resolution(コルリスの決断)
[The Fermi paradox: Planets are so common that life should be, too. So where is it?]
(フェルミのパラドックス:惑星は、私たち生命が存在しているように、ありふれている。だが、彼らはどこに居るんだ?)[Well, now we know.]
(そう、現在、我々は知っている。)[It's not that life inevitably destroys itself with war.]
(生命は戦争によって必然的に自滅しない事を。)[It's just that it takes longer to develop space colonization]
(生命が宇宙への植民地化を展開する事は、より多くの時間を費やす...)[Than it does to invent an activity]
(...アクティビティを開発するよりも。)[more fun than survival.]
(それは、「存続」よりも楽しい。)Holy crap.
(すげーなー。)I don't care how dangerous it is. I have to try it.
(危険なんて関係ないさ。試してみよう。)Alt-text: And no avian society ever develops space travel because it's impossible to focus on calculus when you could be outside flying.
(そして、外側へと飛び出せた時、計算に集中することは不可能なので、鳥類の文明は宇宙旅行への開発を決して行いません。)
補足
「宇宙年齢の長さと宇宙にある膨大な恒星の数から、地球のような惑星が恒星系の中で典型的に形成されるならば、宇宙人は宇宙に広く存在しており、そのうちの数種は地球に到達しているべきだ」と言う、「フェルミのパラドックス」についてのコミック。- フェルミのパラドックス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
ジェブ・コルリスは、プロのベース・ジャンパーで、ウイングスーツを来て崖から飛び出す動画で有名。
人類の存続の為に宇宙の外側へと移住しようとする労力よりも、アクティビティのような楽しい行為を開発している方が楽しい。だから、知的生命体は外側へ出ず、地球にもやってこないのだと言う作者の主張。
XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
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