Advent Calendar - 永遠に終わらないクリスマス
ここでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリで。翻訳済みの秀逸なコミックについては、2009年?2010年のベスト10をまとめた記事からどうぞ。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。
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Advent Calendar(アドベント・カレンダー)
[Zeno's advent calentar]
(ゼノンのアドベント・カレンダー)Alt-text: I think you could get up to about 11:59:57 before you'd have trouble swallowing the chocolates fast enough. At that point, you'd need some kind of a liquify-and-chug apparatus to get up over the 11:59:59 barrier. Anyway, Merry Christmas!
(チョコレートを十分に長い時間掛け、何とか飲み込もうとしている前に、11:59:57辺りまでいってしまうんだろうと思う。この瞬間に、11:59:59バリアを超えて近づく為の「液化と一気飲み」装置みたいな物が必要になるだろう。とにかく、メリー・クリスマス!)
補足
ゼノンのパラドックスの一つ、「二分法」について言及したネタと思われる。二分法とは、「物体AがB地点に向かっていく時、物体Aは今いる位置とB地点のちょうど半分の位置を通る。その後、その位置とB地点のちょうど半分の位置を通らねばならない。また、その後、その位置とB地点のちょうど半分の位置を通らねばならない。こうしていくと、物体Aは無限の課題をクリアしなくてはならなくなり、永遠にB地点に到達することは出来ない。」と言うパラドックス。このパラドックスを適用すれば、クリスマスイブは永遠に終わることがない。
XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
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