Ten Thousand - 幸運の1万人
ここでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリで。翻訳済みの秀逸なコミックについては、2009年?2010年のベスト10をまとめた記事からどうぞ。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。
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Ten Thousand(1万)
[I try not to make fun of people for admitting they don't know things.]
(誰かが「物事を知らなかった」事をからかわないようにしたいです。)[Because for each thing "everyone knows" by the time they're adults, every day there are, on average, 10000 people in the US hearing about it for the first time.]
(なぜなら、大人になるまでにお互いの物事の全てを知るには、毎日平均して、初めてそのことについて聞かされる1万人のアメリカ人がいるからです。)Fraction who have heard of it at birth = 0%
(生まれた瞬間にある物事について知っている割合 = 0%)Fraction who have heard of it by 30 ? 100%
(30歳になったとき、ある物事について知っている割合、約100%)US birth rate ? 4,000,000/year
(アメリカの出生率、約400万人/年)Number hearing about it for the first time ? 10,000/day
(最初にある物事について聞かされる人数、約10,000人/日)[If I make fun of people, I train them not to tell me when they have those moments. And I miss out on the fun.]
(もし、誰かをからかうなら、彼らが、その瞬間の時を私に教えないよう彼らに訓練する必要があります。そうすると、僕はその楽しみを失います。)女: Diet Coke and Mentos thing? What's that?
(「ダイエットコークとメントス」?なにそれ?)男: Oh man! come on, we're going to the grocery store.
(そうか!じゃ、雑貨屋に行こうよ。)女: Why?
(なんで?)男: You're one of today's lucky 10,000
(君は、「本日の幸運な1万人」の一人だ。)Alt-text: Saying 'what kind of an idiot doesn't know about the Yellowstone supervolcano' is so much more boring than telling someone about the Yellowstone supervolcano for the first time.
(誰かに初めて、イエローストーン・スーパーボルケーノについて話すことより、「どんな種類のマヌケが、イエローストーン・スーパーボルケーノについて知らないか」を話すほうがよっぽど退屈です。)
補足
「なんだ、そんなことも知らないのか?」と、誰かがある事について知らなかった事をバカにしない為のアイデア。ある物事を大人になるまでに全ての人が知るには、概算で、平均して毎日1万人の人がその物事を知ると言う計算になる。その計算を元に、今日物事を知った人を「幸運な1万人の一人」と言えば、バカにすることも無くなる、はず。XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
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