Identity - 識別証明プロトコル
- このカテゴリーでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。
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- このXKCD翻訳の目的の一つは、僕の英語スキル向上です。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。
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Identity(識別)
メール文(男): Hey, I lost the server password. What is it, again?
(あのさ、サーバーパスワードを忘れちゃったよ。なんだっけ?)ノートPC(女): It's... ...Wait. How do I know it's really you?
(えっと...。待って、あなたが本人って、どうやって確かめれば良いの?)メール文(男): Ooh, good question! I bet we can construct a cool proof-of-identity protocol. I'll start by picking two random...
(お、それは良い質問だね!僕らならクールな識別証明プロトコルを構築出来るよ。初めは、2つの乱数を選んで...。)ノートPC(女): Oh good; It's you. here's the password...
(良いわ。間違いなくあなたね。ここにパスワードが...。)メール文(男): No!
(だめだって!)Alt-text: Not sure why I just taught everyone to flawlessly impersonate me to pretty much anyone I know. Just remember to constantly bring up how cool it is that birds are dinosaurs and you'll be set.
(僕の事をだいたい知っている誰かに、僕だとうまいことなりすます為、僕がみんなに教えたのかもしれないよ。「鳥が恐竜だ」ってことが、どれだけクールなのかと言う話題をいつも持ち出すまで、信用しないって事だけは忘れないで。)
補足
パスワードを忘れちゃったと、サーバー管理主である女にメールで尋ねる男。しかし、なりすましの可能性があるので、パスワードを教える前に本人であるかどうかをまず確かめる必要があると女は言う。そこで男は、事前に用意してあったと思われる「識別照明プロトコル」を使って本人の証明をしようと呼びかけるが、女はその事実だけでOKを出す。しかし、男はそれだけじゃ満足しない。
XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
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