スピーカーとカメラで水滴の流れを操る映像作品「Synchronized Drops」
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音楽専門チャンネルスペースシャワーTVの番組間で放送されている、60秒間のステーションID映像(放送局のイメージ動画)「Synchronized Drops」です。
この映像で注目すべきは、空中で静止したり、ゆっくり動いたり、逆流したりする水滴の動きが、ハイスピードカメラやCG、逆再生などの後処理で作られたものではない、と言う点です。それを踏まえて、まずは映像をご覧下さい。
まず、特定の周波数を発するスピーカーに水の流れる管を固定し、その管に音を当てることによって、規則的な周期で水滴が流れ出す水流を作ります。それを同一周期のフレームレートに調整したビデオカメラで撮影すると、水滴があたかも静止したように見える映像に仕上がるそうです。一旦水滴が止まってしまえば、スピーカーの周波数を下げることにより、水滴が戻っていく効果を出すことも可能です。
以下は、撮影前に行ったテスト映像です。
- SSTV ID "Synchronized Drops" : Test Shoot Video - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8hWahJqQOB4
映像効果もさることながら、Youtubeのコメントにもある通り、止まったり戻ったりする水滴の動きと全体的な演出が相まって、時間を自由自在に操っているかのような感覚を味わえる不思議な映像作品に仕上がってます。
以下は関連動画。水滴とスピーカー、ビデオカメラで作る「水滴静止現象」については、以下の記事で動画を掲載しています。
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