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Broken Mirror - 割れた鏡

  • このカテゴリーでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。
  • 過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリで。翻訳済みの秀逸なコミックについては、2009年?2010年のベスト10をまとめた記事からどうぞ。
  • このXKCD翻訳の目的の一つは、僕の英語スキル向上です。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。

broken_mirror.png
©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

Broken Mirror(割れた鏡)

黒ハット: Oops. Guess this means seven more years of the illusion that my actions somehow influence the indifferent hand of probability which governs our lives.
 (おっと。これで「人生を支配している偶然に対して、俺の行動がなぜだか影響を与えてしまう錯覚」が7年余りも続くってことだな。)

男: Plus like half an hour of sweeping.
 (掃除の時間30分も追加しておいてくれよ。)

黒ハット: No, I think I'll leave it.
 (いいや、このままにしておく。)

男: You'll get glass in your feet.
 (ガラスが足に刺さるぞ。)

黒ハット: Eccles. 9:2--All things come alike to all: to the clean, and to the unclean.
My fate is as these shards.
 ( 旧約聖書伝道の書9章2節「すべてのことは、すべての人に同じように起こる。清き人にも、不浄な人にも。俺の運命は、この破片みたいなもの)

男: Dude, chill. It's just a vanity mirror.
 (おいおい、そいつは、単なる洗面台の鏡だぞ。)

黒ハット: All is vanity mirrors.
 (全てはむなしいものさ。)

Alt-text: 'I see you're in this mood again.' 'I am always in this mood.'
 (「君はまたこの気分になったね。」「俺は、いつもこんな気分だよ。」)

補足

 鏡を割ると7年間不幸が続くと言う、言い伝えからの引用。そして、割れた鏡を片付けたくないために、旧約聖書から引用して色々と言い訳をしている様に見える。

 今回のコミックは、色々と難しい点が多い。まず、「the indifferent hand of probability」はどう訳せばよいのだろう。とりあえず、「可能性の公平な手」としたけど、何か違う気がする。

 あと、うぬぼれの鏡のくだりもちょっと不安。つまりは、今回は全体的によく理解してません。そろそろ時間切れなので、そのままUPします。すんません。

 良い訳文があったらアドバイス下さい。

2012.11.22追記

 コメントを参考に訳文をかなり変更しました。ありがとうございます。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

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