NASAの最新観測衛星が捉えた2012年の地球の鮮明な夜景(画像、動画)
去年打ち上げられたNASAの地球観測衛星「Suomi NPP」が撮影した、宇宙からみた夜景の衛星写真です。この画像は、2012年の4月と10月に撮影された複数の衛星写真を合成して作られました。
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参照元はこちら。
- NASA - NASA-NOAA Satellite Reveals New Views of Earth at Night
http://www.nasa.gov/mission_pages/NPP/news/earth-at-night.html
地球観測衛星「Suomi NPP」が搭載しているセンサーは、夜の海に浮かぶ1隻の船の灯りさえも捉えられるそうです。明るい光源は抑え、暗い光源は増幅するといった処理が施されています。
NASAによる、この衛星写真の解説動画は以下になります。
この動画中で紹介されている、この衛星写真内の注目すべきポイントは以下の通りです。
- エジプト、ナイル川に沿って並ぶ、明るく点灯するボートの群れ。
- 中東地域での石油やガス探査の副産物として発生する大きな炎。
- ヒマラヤ山脈の暗闇。人間と自然の境界線。
- 朝鮮半島の南北の違い。政治的な境界さえはっきり見える。
- 中国の海、東シナ海に点在する一連の漁船。
- オーストラリアの全域で燃え上がる自然の火。
どれも興味深いです。じっくり見ているといくら時間があっても足りないです。休みの日にじっくり眺めるのが楽しいかもしれません。
日本国の周辺だけでもなかなか興味深いので、以下に画像を掲載します。
韓国や中国の沿岸に展開している海上の灯りは、そのほとんどが漁船の灯りなんですね。それにしてもおびただしい数です。人間の活動境界は、陸のみならず、海や川の水域まで広がっています。
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