堤防釣りの経験から防寒対策のコツについて考える
今年も寒い冬がやってきました。
僕は今年から自動車通勤に別れを告げ、電車通勤に変えた初めての冬です。更に駅までは結構な距離を自転車で通っている為、例年に増して防寒対策をきっちりやる必要が出てきました。
最近はトンとやってないですが、僕が昔やっていた海の堤防釣りと言うのは、真冬に吹きっさらしの堤防の上で、夜通し釣りをすることもあります。時には雪が降ることもあり、大変厳しい状況でした。今考えると良くやってたなと思います。その頃は、いかに防寒するかを真剣に考え、実践していました。
今回は、その頃を思い出し、防寒対策について考えてみようと思います。その当時やっていた防寒は以下の通りです。足元から頭に向けて書きます。
- 防寒用の靴下
- 足先用の使い捨てカイロ
- 防寒用の靴
- 下着
- ツナギ上になっている肩からくるぶしまでのタイツ
- 腰の中央に使い捨てカイロ
- Yシャツ
- フリース
- アウターにツナギの防寒具
- マフラー
- 耳まで隠れる毛糸の帽子
- 三本指が出る釣り用の手袋
と、かなりの重装備で挑んでいました。釣りで重視するのは、体はほとんど動かないのだけど、たまに要求される俊敏さにも反応できると言う点です。その為、単に重ね着すればよいってものでもないです。
防寒の基本は、2つです。
- 外気と肌の間に暖かい空気の層を作る。
- 作った暖かい空気を逃げないよう保つ。
他にもいくつか要因はありますが、最も防寒効率が高いのは上の2つです。
僕がその当時、重要視していたのは、出来るだけつなぎ状の服を着ること、首周りと足首と手首から冷気が入らないようにすること、そして最後の決め手は、腰の中心に配置する使い捨てカイロです。
ツナギ状の下着やアウターで背中からの空気の漏れを防ぎ、マフラーや防寒具で、首と付く部分を全て塞ぎます。防寒具は空気を通さない素材が必須です。
こうして閉じられた空気の層を作りつつ、中央に配置された使い捨てカイロで全身を温めていきます。カイロを張った部分だけを暖めるのではなく、空気の層全体を暖めるようにすると、使い捨てカイロは1個で済みます。上半身と下半身両方に暖気を行き渡らせるために、ツナギ状の服が必須になるわけです。
こんな装備で、氷点下の吹きっさらしを乗り切っていました。
防寒用品を手に入れる場所ですが、僕はワークマンで防寒着を物色することが多かったです。
色んな衣服メーカが防寒について考えてますが、ガテン業界もその点必死です。もともと野外作業の業界ですし、金が絡んでますので、それはもうかなり必死です。
その為、ワークマンでは優れた一品を発見することが多いです。上記で書いたツナギ上の下着や服は、もっぱらワークマンで仕入れています。
防寒グッツを買うために、一度ワークマンへ入ってみると面白いですよ。