サラリーマンと図書館の開館時間延長について
下記の記事を読んで。
これはたぶん、働いていてもいなくても、不思議に感じたと思うのですが。
「開館時間延長=利用者のニーズ」
・・・これって本当にそうなのだろうか?
少なくとも、僕は、図書館の開館時間延長で助かっている一人だと思います。
このような使い方をしている人は少ないのかもしれませんが、僕の場合、下記の3つをフル活用して、図書館の利用機会を最大限に増やしています。
- 勤務先自治体の図書館を利用。
- 事前に蔵書の予約機能を使って、駅前の図書館へと本を集める。
- 会社帰りにのみ利用。
この方法で本を借りるためには、少なくとも19:00前後までは図書館が開いている必要があります。特に残業等していなくても、19:00がギリギリ間に合うタイムリミットです。借りる本を直接見たい場合は、もう少し時間が欲しいです。
実際、僕が通勤している自治体の駅前の分館は20:00まで開館しており、非常に助かっています。
僕がこの様な方法を取っている理由としては、乗り継ぎ駅の為、立ち寄るのに都合が良い事や、自宅からだと図書館が近くにないため、すぐ借りに行けないなどの理由があります。小さい子供が居るサラリーマンの場合、会社帰りと言うタイミングが、一番時間を取りやすいです。
上記のような使い方をしていると、平日の思い立ったとき、いつでも図書館に寄れます。ちょっと喩え方が良くないですが、会社帰りに本屋で立ち読みする感覚で図書館をありがたく使われていただいてます。サラリーマンでも、真剣に本を読みたいと思っている方ほど、遅くまで開いている現状を喜んでるはずです。(たぶん)
駅前に分館を持っている様な図書館の場合は、サラリーマンの利用機会を十分に考慮して、開館時間を決めてるのではないでしょうか。少なくとも僕が利用している図書館ではそのように感じてます。一律で時間を決める訳ではなく、駅前だけ遅くまでやってるとか、そのような切り分けがベストかと思います。
インターネットなど、外への展開と言うのも、十分意義があることだと承知していますが、サラリーマンが最も本を読むシチュエーションである「通勤電車」と言うのは、使いやすさ等の利便性から言って、まだまだ紙媒体が優位です。一応、ある程度の税金を納めている一市民として、駅前図書館の開館時間延長だけは許して欲しいなぁと、思いました。