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Collections : 現実的な懸念

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Collection(コレクション)

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©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

男: I now have every discworld book!
 (僕は、今、全てのディスクワールドの本を手に入れた!)

女: Eh. Building a kindle collection seems pointless.
 (そう。キンドルでコレクションを作り上げる事は、あんまり意味がないと思うわ。)

男: Yeah, i know the DRM means i'll probably lose them someday.
 (いやぁ、僕は、DRMなんて、たぶんいつかなくなると思ってる。)

女: No, pointless in general.
 (いいえ、一般的に言って、無意味ね。)
Sure, you satisfy deep magpie-like urges by building neat collections, but you still die alone.
 (あなたは確かに、そんなおたくっぽいコレクションを作り上げて、こそ泥のような欲深い衝動を満たすかもしれないけど、最後には、ただ一人、寂しく死ぬでしょうよ。)

男: Sorry, sometimes i mistake your existential crises for technical insights.
 (すまんが、時々僕は、君の「現実的な懸念」を、「技術的な洞察」と間違える事があるよ。)

女: Sometimes i mistake this for a universe that cares.
 (時々、私はこれを、「関わりあう世界」と間違えるわ。)

img-alt: You know what really helps an existential crisis? Wondering how much shelf space to leave for a Terry Pratchett collection.
 (君は、何が本当に現実的な危機を助けるか、分かっているのかい?それは、テリー・プラチェット収集の為にどれくらいの棚のスペースを残すべきか悩むことだよ。)

補足

 肝心のオチである、"a universe that cares"がイマイチ理解できない。人との関わりがすなわち自分、自己存在には本質がない、みたいな世界観の事だと思われる。

 だからオチは結局何なんだ、と言うところまで繋がらない。そもそもそんなに深いオチじゃないかもしれないが。

 話の本筋とはあまり関係ないのだけど、ディスクワールドについては下記が詳しい。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

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