水野晴郎監修のムック本、「アメリカンポリス」がアメリカ人に見つかっちゃった件
日本人が見てもなんともひどいイメージのこの本ですが、これは決してコラージュされた写真などではなく、1980年に発売された、「ワイルドムック11 アメリカンポリス」と言うムック本らしいです。
これが海外のソーシャルブックマーク、digg上で、かなりのuser数を集めちゃってます。下記、参照元。
あちゃー、本場の人に見つかっちゃったかぁ、と言った感じです。今現在、2807diggs。
Pretty accurate isn't it(かなり真実に近いね。)
なんていわれてます。そうなのか。日本人的には信じられませんが。
この本、絶版になってますが、下記あたりで買えるようです。
- ワイルドムック44 American Police:アメリカンポリス
http://shopping.hobidas.com/shop/lombardi/item/americanpolice.html
本の解説として、下記の事が書かれています。
警察マニアの映画評論家・水野晴郎氏監修のもと、アメリカンポリスのすべてを紹介した1冊。大都市から郊外まで全米の警察官を取材。その他スワットの密着レポート、パトカー、使用銃、ポリス映画紹介などバラエティにとんだ内容。
アメリカ人に「かなり真実に近い」と言われているこの本、この解説を読むと、きちんとした取材に基づいて作られた、かなり力作だと思われます。1980年あたりは、まさにこんな状況だったのではないかと。
もう少し詳細な内容は、下記の記事にあります。
- 「本店レポート」 第22回 みなさん、ポリスってほんとうに素晴らしいものですね - 岩井の本棚 - まんだらけ コラム
http://www.mandarake.co.jp/information/column/iwai/report/022/index.html
おまえビッグマックいくつ食ってんだとか、ポテト全部ケースから取り出す必要あるのかとか、
食いかけ1個あるのに別のを食い始めるってどういう神経だとか、
ツッコミたいとこは三田の二郎の(鍋)ほどあるのですが、
僕的には「いくら警官だからってポテトの上に直接警棒置くってアリなのか」という部分がヒットでした。
警棒、油でテカテカしてると思います。
ホントだ。警棒がポテトの上に!
「その選考が偏ってるんだよ!」といいたいのももっともですが、ジャケ右隅を見れば全ての疑問が氷解するはずです。
「■監修 水野晴郎」
なるほど、水野晴郎が選んだなら、表紙はこうなるかもしれません。
こうくるに違いありません。万人を納得させる監修者の名前です。
水野晴郎さんて、本当に素晴らしい人ですね。
追記(2009.08.20)
"Pretty accurate isn't it"が、「かなり正確じゃないね。」ではなく、「かなり真実に近いね。」と言う根本的な誤訳である事が発覚したので、記事を修正しました。
電気どうぶつさん、コメント、いつもありがとうございます。