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カナル式イヤホンでより良い音質を得る為の方法(実践編)

 カナル式(インナーイヤー)イヤホンでより良い音質を得るための方法と言う記事を以前書きましたが、今回は、今現在実践しているカナル式イヤホンのセッティングを書きたいと思います。

 僕が目指しているイヤホンセッティングの方向性は下記の通りです。

  • iPod nanoで使用。
  • 闇雲にお金を掛けずそこそこの投資で。
  • 改造はせず、気軽によい音を。

使用してるカナル式イヤホン

 以前も書きましたが、僕は下記のカナル式イヤホンを使用しています。

 すでに半年以上、ほぼ毎日使用しているヘビーユーザですが、使用感、音質はかなり良いです。低音が良く出ます。(前使っていたaudio-technicaのATH-CK51と比較して)値段も見ての通り手ごろですし、コストパフォーマンスはかなり良いと思います。

低反発イヤーピース(イヤーティップ)に交換

 SHE9700に元々付属しているイヤーピースは、弾力が無さ過ぎて遮音性がイマイチだと感じましたので、交換しました。カナル式イヤホンで重要なのは、一にも二にもまず遮音性です。

 どうせ交換するなら、カナル式で最高の遮音性を確保しようと思い、低反発のイヤーピースに交換しました。VictorのHP-FX33/HP-NX33用別売イヤーピースです。

 イヤーピース自体は500円以下なので、とりあえずのお試しが可能です。このイヤーピースは、SHE9700にぴったりと装着出来ます。形状的にも違和感は、ありません。

 早速試してみたのですが、一つ問題が発生しました。イヤーピースのサイズが小さ目で、耳の穴が大きめな僕の耳には少しゆるいのです。かといってこの製品は1サイズしかないため、サイズを変える事ができません。もう少しだけ耳の奥に装着出来ればぴったり入りそうなのですが、イヤホン根元からコード側に出ている硬い柄の部分が耳と接触して奥に装着出来ません。

 思うように遮音が確保出来ず、このままだとお蔵入りの危機となりました。

小さめの低反発イヤーピースでもぴったり装着する方法

 苦肉の策で、通常とは反対向き(上下逆)に装着してみたところ、柄の部分が耳と接触しなくなり、イヤーピースが今までより奥の方まで入るようになりました。

PHILIPS_SHE9700.jpg

 また、コードが上向きに出ているため、コードが邪魔にならず、下の方から親指の腹でイヤホンが押し込みやすくなります。今のところ、低反発の部分を丸めてから中に押し込むと言う事はしてません。角度的に素直に耳の奥へと入っていきます。

 でも、そのままだとコードが顔の両側から外にはみ出し、ちょっと不恰好なので、写真の様に耳の上にコードを引っ掛けています。これならまぁまぁおかしくない。

まとめ

 低反発イヤーピースは、確実に装着するとかなりの遮音性が確保できます。ただし、音質自体は、イヤーピースの材質が変わるため、多少こもり気味になる傾向があります。

 このような音質の変化を加味しても、この遮音性はかなりの利点です。遮音性がもたらす効果として、音がしっかり確実に聞こえてくる、雑音が耳に入らなくなる、音量を下げる事が出来る等、メリットは非常に多いです。

 僕が普段通勤している電車は、学生(特に高校生)が多く乗るため、話し声などのノイズがかなり大きいです。音楽も聴きますが、基本的に通勤時間では、集中して本を読みたい僕としては、なるべくそのノイズを耳に入れたくないため、この遮音性が高いセッティングは重宝しています。

 注意点として、駅の館内放送などの必要な音がまるっきり聞こえなくなります。事故や信号トラブルで、時刻表が急遽変わった際、放送が聞こえない為、しばらくそれに気がつかなかった事が何度かありました。

 この記事のカテゴリは、iPhoneとiPod touch です。
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