カナル式(インナーイヤー)イヤホンでより良い音質を得るための方法
僕は、カナル式イヤホンを愛用しています。
この前、今まで愛用していたaudio-technicaのATH-CK51が断線の為に逝ってしまわれたので、新しいイヤホンを新調したばかりです。今まで使っていたイヤホンも名残惜しかったのですが、今回、AMAZONでダントツの一番人気を獲得している、PHILIPSのイヤフォン、SHE9700(廃盤ですので、後継機を紹介します。「フィリップス ヘッドフォン インイヤーカナル式 ブラック SHE9720」)を購入しました。
購入した瞬間は、2,862円でしたが、今は少し値上がりしています。どうやら、販売元が安定供給していないせいで価格が変動するようです。3000円を割ったら買いだと思います。届いて1週間ほど経ち、エージング(慣らし)もそろそろ終わりました。音質に関してはとても良好です。低音がしっかり出ます。今のところ十分に満足しています。
前置きが長いですが、本題です。下記の記事にカナル式(インナーイヤー)イヤホンのパフォーマンスを引き出し、音質を可能な限り上げる方法が書かれています。
カナル式イヤホンの使い方の基本は、遮音であると書かれています。遮音がうまく行っていないと、払った値段分の音を得ることは出来ないようです。より良い遮音のためには、可能な限り密封された耳環境を作り出す事が重要です。
耳を可能な限り密閉する方法として、以下の方法があると書かれています。
1. 耳の穴にぴったりフィットするイヤーチップ(イヤーピース)を探す
これが一番の基本です。少なくとも買ったイヤホンに付属しているイヤーピースは全て試しましょう。もしかしたら、右耳と左耳の耳の穴の大きさが違う可能性もあります。
2. 装着するときは、わずかに回転させて、先端をよじりながら耳に押し込む
直線的に押し込むよりも、確実に奥へと入ります。
3. 外の雑音が遮断されているか確認する
外からの雑音が少ないほど、音質はクリーンに聞こえます。押し込んだ時に雑音の大きさを確かめます。耳元で、指パッチンしてみたり、指をこすってみたりすると、雑音の確認が出来ます。
4. 先端がまだ不安定か、もしくは、外の雑音レベルがほぼ同じだったら
大きいイヤーチップか形状の異なるタイプを試してみましょう。
5. 先端があまりにきついか、不快と感じるなら
より小さいイヤーチップか形状の異なるタイプを使ってみましょう。
6. 「耳たぶ引き」テクニックを試す
イヤホンを耳へと押し込む前に、耳たぶを下に引っ張るか、外側へ引っ張るかしてください。そして、そのままイヤホンを押し込みます。最後に耳たぶを元に戻します。親指と人差し指で耳たぶを引っ張り、中指で押し込むようにすると、片手で出来ます。この方法で、もしかしたらより良い密閉状態を作れるかもしれません。
7. 「耳引き」テクニックを試す
6.の逆をします。耳を持ち、上部へ引っ張ります。これは片手では出来ません。イヤホンを押し込む耳と反対側の手を頭の上から反対側にまわして、耳の上部をつまんで引っ張りながら、イヤホンを押し込みます。そして耳を戻します。これでもダメなら、耳を色んな角度から引っ張ってみると良いです。
8. シリコン製などの低反発イヤーチップを使用している場合
押し込む前に、唾を付けてみる。もしかしたら、不快かもしれません。
とにかく、耳をしっかり密閉する事、なおかつ、耳の穴に真ん中にイヤーチップの先端が向く事が、大切だと書かれています。
実際に「捻りテクニック」と、「耳たぶ引っ張りテクニック」を使ってみたところ、今までよりも一層雑音が遮断されることが分かりました。
しっかり雑音が遮断されれば、音質が上がるし、音量が小さくて済むため、メリットは多いです。
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ブルートゥース全盛となり、イヤホンジャックを自ら準備しなければならない時代となってしまいましたね(2018.12.5追記しました)。