シカゴ大学の図書館に書かれた落書きの統計分析結果
シカゴ大学のITスタッフのメンバーが、2007年9月から現時点まで図書館に書かれた落書きを写真に記録して、その中身を統計的に分析したそうです。
現在までに、620枚以上もの落書きの写真が撮影され、それらを分析したものが統計結果として記事になっています。かなりの力作です。
参照元の記事はこちら。
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この調査の為に撮影された写真は、flickr上にアップされ、いつでも参照出来るようになっています。ものすごい気合の入れようです。また、参照先にある記事上のそれぞれのリンクは、該当する落書きの写真に飛ぶように作られています。
落書きを掲載したflickrへのリンクは下記です。
記事についての非常に大雑把な記事の要約は、下記になります。
- 落書きの63%以上がニコニコした顔になっており、基本的に学生は幸せの方を好む(Fig.1)
- Love(愛) vs. Hate(憎しみ)では、 Love(もしくはハートマーク)が圧倒的に多い。出現頻度は、Hateの6倍多い。(Fig.2)
- 「Fuck,Suck,ass(hole)"」については、性的な使用法よりも、慣用表現的に使う方が多い。(Fig.3)
- バストと男性器では、男性器の落書きの方が多い。(Fig.4)
などなどありますが、一番面白かったのは下記の統計結果です。
「愛」と「絶望」、そして「セックス」に関連する落書きの流行具合は、季節(と言うか、学期)により変化しているようです。「愛」と「絶望」の落書きについては、概ね11月あたりに最大のピークを迎えます。これは、アメリカの新学期が9月であることが関係してるようです。もし、日本でこの統計と取ったとしたら、このピークは、6月あたりになるんでしょうかね。
セックスの落書きについては、愛と絶望に少し遅れて、12月頃がピークになります。これはどうやら学期末であることが関係してるようです。
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