プールの風景をガラリと変える立体的な錯覚を用いたタイルアートの数々
この画像、一見、どこかで飼育しているウミガメを水中で追いかけ捕まえている写真にも見えますが、これ実はプールに描かれている絵です。立体的に見えるような錯覚を駆使し、エアブラシと陶器製のタイルを使ってプールの底にこの様なタイルアートを描いています。
これが、プールの底に表現された絵である事がよく分かる画像はこちらです。
プールの底に人が座ってるのは明らかなのですが、リアルなイラストの為か、水中なんだか、地上なんだか、良く分からないどうにもおかしな錯覚に襲われます。
この素晴らしいタイルアートを作成しているハワイの陶芸家、R.J.Voglandのサイトはこちらです。
サイトの説明によると、これらのアートは、プールだけではなく、温泉や壁、台所、シャワー、看板、歩道などに使われているそうです。また、驚くべき事に、これらのアートを作成しているVogland氏は、思い通りの色のタイルを作るため、生の粘土から自分自身でタイルを作り出すそうです。現在、Vogland氏の作品は、世界中の1000以上の場所に設置されています。ものすごい手間隙が掛かるため、これらの作品は全てオーダーメイドです。
以下、 Vogland氏が手がけた素晴らしいタイルアートを掲載していきます。
ほんとにウミガメが底に居るみたい!
水を張る前と張った後。水を張るとよりリアルに。
カメの背中に乗ることだって出来ちゃう。
この解像度と画質だと、本物にしか見えない。
こんな注文も受け付けます。ディズニーバージョン。ファインディングニモ。
製作中の様子。この様に一つ一つ丹念に作られていきます。
たくさんのイルカ達。よく見ると、海の底を表現するタイルの色使いが見事。
温泉の浴槽です。演出が見事。この温泉行ってみたい!底にたくさんの色鮮やかな錦鯉が泳ぐ。
始めて見た人は間違いなく驚くであろう、サメのタイルアート。激的にリアル。
クジラのタイルアート。水の吐き出し口を使ったにくい演出。