重さ10kgでも楽々、ボールの上で自らバランスを取る「玉乗りロボット」
ロボットの上に乗せているのは、重さ10kgのブロックだそうです。
スポンサーリンク
これは、ボールの上に乗せられたロボットが下部に取り付けたローラを小刻みに動かし、自らバランスを取る「玉乗りロボット」の映像です。
このロボットは、東北学院大学の熊谷正朗准教授の研究室で作成されたロボットで、学生が出してきた「ボールで均衡を保つ玉乗りロボット」と言うアイデアを試行錯誤の上、実際に形にしてしまったそうです。
参照元記事はこちら。
- IEEE Spectrum: A Robot That Balances on a Ball
http://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/robotics-software/042910-a-robot-that-balances-on-a-ball
この映像を見てると、これが出来るんなら、あれも出来るじゃん!と色々な用途を想像してしまいます。例えば下記の画像。
このロボットには、2つの制御モードがあり、一つは、ひたすらバランスを保ち、ロボットを一定の場所に保つようにするノーマルモードで、もう一つは力を受けても別の場所で安定する「受動動作モード」(passive mode)です。受動動作モードを使うと、どんな物でも指一本で楽々運搬させる事が出来るようになります。
もし、これに人が乗れるようになったら・・・。無限の可能性を感じてしまい、考えるだけでもワクワクしてしまいます。
興味が湧いた方はこちらをどうぞ。下記は玉乗りロボットの搬送に関する研究資料です。(PDF文書)
スポンサーリンク
この記事のカテゴリは、geek
です。
記事が気に入ったら、Facebookの「いいね!」かTwitterのフォローで当ブログへの応援をお願いします。