民間人が測定した放射線量をマップ上に表示するサイト「RDTN.org」
民間人が測定した信憑性のある放射線量データをリアルタイムでGoogleマップ上に表示するサイト「RDTN.org」です。オリジナルは英語ですが、つい最近、日本語にも対応しました。サイト(日本語)のURLは下記です。
以下、サイト上にある説明文を転記します。
このサイトは、信憑性のあるデータ測定値をリアルタイムで表示するべく設立しました。現場からの信頼できる新規データがありましたら是非ご報告ください。新規のデータソースについては十分吟味した上でアップいたします。
原発危機が続く中、信頼できる情報源はとても重要です。当該地域における放射能レベルに関して相反する情報が交錯しているため、RDTNは不偏的な形式でデータを報告・閲覧できる手段を作ろうと考えました。
このサイトは政府・原子力保安院を代替するものではありません。状況の変化に伴い、公式データに加えて様々な情報源のデータを提供することで、より確実な状況把握に役立つことを目的としています。サイトを改善する方法などについてのご感想、また、今回の原発危機についての知識を深めるための情報があれば是非ご連絡ください。よりよく皆様のお役に立てるよう、随時サイトを改善をしていきたいと思います。
測定値は例えば下記のように表示されます。
Current reading: 1018 nGy/h (nano Gray per hour)
Approximate value: 1.018 microsieverts per hour
Time of reading: 計測日: 2011/03/21計測時間: 22:50:00.000000Z
2行目がニュースでよく伝えらる「マイクロシーベルト/時」の値です。また、時間表示は国際標準時なので、日本時間で見るためには、+9時間する必要があります。(上記の場合は、「計測日: 2011/03/21計測時間: 22:50:00.000000Z」に+9時間すると、2011/03/22 07:50に測定したデータとなります。)
測定された放射線量がどのくらいの量に当たるかについては、下記の記事を御覧ください。
数日前に立ち上がったばかりの「RDTN.org」ですが、様々な筋から、徐々に信頼できる放射線量データが集まり始めています。更にこのサイトでは、読者からの放射能測定装置による放射線量の投稿を募集しているそうです。
政府発表の数値だけではなく、出来る限り多くのデータで放射線量を確認しておくと言うのは大変重要な事です。危険を省みず、放射線量を測定して頂いている方々の活動に深く感謝いたします。
参照元はこちらです。