層流効果と撮影フレームレートで水流が止まって見える(動画)
水で膨らませたビニール袋にカッターで穴を開けて、水を吹き出させているこの映像ですが、水が凍ってしまったわけではありません。その証拠に水流へ手をかざすと、ちゃんと液体に戻ります。なぜそうなるかを説明する前に、まずは映像を見てください。
これは水の層流効果と動画を撮影しているカメラのフレームレートが規則正しい水の流れとマッチしたときに起きる現象とのことです。
まず、まとまった量の水が一定以上の流速で流れている場合に、「層流」と言う流れの方向に向かって規則正しく流れる状態が生まれます。それに加えて、規則性がある水の流れと撮影カメラのフレームレートがうまい具合に合致すると、水がまるで固まったように見えます。
ざっくりとした説明で恐縮ですが、興味が湧いた方は「層流」で更に検索してみてください。
過去記事でも水滴静止効果について説明していますので良かったらご覧ください。
水滴とスピーカー、ビデオカメラで作る「水滴静止現象」の実験(動画) | naglly.com
スピーカーから発する音とチューブを流れる水、そしてビデオカメラを使った興味深い実験映像です。 水を満たしたバケツから管を垂らし、途中にサブウーファースピーカーを設置します。管はスピーカーにテープで固定します。そして、少量の水を流しつつ、スピーカーからは24ヘルツの音を流し、ビデオカメラは24フレーム/秒のフレームレートで撮影を行います。 この実験結果は、以下の動画で確認してください。 Cool Sound and Water Experiment! - YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=mODqQvlrgIQ 水滴が空中に「ピタッ」と止まっ
同様の映像がもう一つ見つかったので、以下に貼り付けておきます。
参照元:Reddit