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仕事:出世なんかするもんじゃない

 今のもやもやした気持ちをそのまんま文章に書くので、その気持ちがそのまま反映されたかなり「もやもやした文章」になるかもしれませんが、よければお付き合い下さい。

 今の仕事は、端的に表現すると、役職の無い平のSE(システムエンジニア)と言う事なのですが、そんな僕でも年齢的に昇進の話と言うのが舞い込んでくるわけです。

 大体の流れとしては、1月頃に上司からの打診があり、本人の希望があればそこで推薦され、それが決まると、昇進試験を行い、4月に晴れて昇進と言う流れになります。

 そんなこんなで、ある日突然上司にちょいちょいって呼ばれて、「そろそろどうだ?」なんて事を打診されたわけです。しかし僕の現在のマインドは、窓際方面に居たい気持ちでいっぱいだったので、特に考えることも無く「非常にありがたいのですが、今回は延期させてください。」とあっさり断ってしまいました。

 今は、この選択に全く後悔していません。しかし、そこそこのパフォーマンスで仕事をしていれば、また半年後辺りに打診されてしまうのかもしれません。その時はどう答えようか、今は特に考えてません。

 IT業界では、「プログラマー35歳定年説」というのが昔から都市伝説のように言われ続けています。ごくごく簡単に言うと、移り変わりの激しいこの業界、技術的な分野で矢面に立っているプログラマは、激しい変化について行けなくなり、35歳あたりでプログラマとしてはやっていけなくなるだろう、と言う話です。

 僕の年齢は36なので、ちょうどその辺りの年齢です。上記の「プログラマー35歳定年説」と言うのは、「そんなことは決して無い!」と言う意見が結構多いのですが、僕的には結構的を射ているなと思ったりしています。

 技術的な観点からではなく、会社的組織が技術的作業に対し直でやる事を許さないからです。初めに書いた様に、ある程度の経験を積んでしまうと、昇進であったり、プログラマーを仕切るマネージャー的な事をやらざるを得なかったりする理由からです。

 僕が今やっている仕事は、マネージャー的な仕事を極力排除してもらっているので、どっぷりと技術的な仕事に浸かっています。まるで「デイトレーダーかよ!」と思うくらいの、たくさんのディスプレイと筐体に囲まれて、フロア内の一番奥まったエリアで一人黙々と作業してます。これがすごく楽しいんです。根っからの技術屋だと自分でも思います。

 ただ、これは僕に対する特例的な一時的措置であるため、いつまでもこの状態は続かないと思っています。長い先の事を考えると、いつまでもディスプレイに囲まれて仕事してる事を許してくれないとも思います。

 今のところ全く持って出世欲と言うものが無いので、このまま打診を延期し続けるか、次回の打診で折れてしまうのか分かりませんが、このジレンマが解決できず、そこそこ悩んでおります。

 少なくとも、キャパ的に両立は無理っぽい気がします。

 この記事のカテゴリは、雑記 です。
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