Twitter icon  Tumblr icon  facebook icon  rss icon  feedly icon
naglly.com > 生活  > 体重97kg、30代のメタボ男がマイナス25kgのダイエットをした時の備忘録

体重97kg、30代のメタボ男がマイナス25kgのダイエットをした時の備忘録

 2008年の夏、30代でメタボ体型だった僕は半年ほど掛けてトータル25kgの減量に成功し、97kgから72kgになりました。この記事では、今回のダイエットの体験を通して、成功するためのコツなどを書いていきたいと思います。

 これから書こうと思うのは、30代男性である程度メタボリックな体型の方があまり無理をせず、時間を掛けて標準体重付近に落とすためのコツです。

2018.11.28追記

 7つに分けて投稿していた記事を取りまとめ、単一の記事に作り直しました。ちなみに僕の現在の体重は73kgで、この当時の体重を未だに維持し続けています。10年の実績があれば、この一連のダイエット方法は成功だったと言ってもよいのかな、と思いました。

追記終わり

 減量の過程をグラフ化しました。

体重減少のグラフ

 まずは、2007年当時の基礎情報を列記します。

  • 30ミドル、男性
  • 会社勤めで、車通勤
  • デスクワーク(ほとんどPCに向かってる)
  • 特別なスポーツはしてない
  • 昼ご飯は社食
  • 既婚、子あり
  • 移動手段は基本的に車
  • 身長178cm

まずは、ダイエット前の悪しき習慣を知る

 まずは、ダイエット前、2007年前半の僕のダメな生活を列挙していきます。

  • ストレス過多で、すぐ食に走る
  • 運動をほとんどしない
  • 食事を取る時間が不規則
  • 睡眠リズムが一定していない(夜勤等含む)
  • ダイエットする気が無い(無理だとあきらめている)
  • 20代と同じ食生活を継続している
  • 夜中に飯を食べたり、ついつい間食

 これらは、30代男性が抱えるあるあるな食生活で、いくつかは当てはまる項目があると思います。まずはこれを一個一個改善していくことが大切です。一気に改善しようとせず、負荷にならないように段階を踏んで少しずつ生活の中に取り入れていきます。

 あくまでも実行可能な範囲で、クリアできそうないくつかのステップに分けて実行していくのが良いと思います。

まずは何からやろう

2007年9月【体重:95kg】

 とにかく痩せようと思い、まずは散歩を始めました。散歩単体では、ダイエットにつながるほどのカロリー消費はないのですが、習慣付けという点では大事な作業でした。初めの一ヶ月はほぼ休まず、毎日歩いていましたが、基本的に散歩しかやっていなかったためか、ほとんど体重は減りませんでした。

やり始めた運動を継続しなかった為、リバウンド

2008年1月【体重95kg】

 散歩を始めたのもつかの間、体重は元に戻り始めます。ウォーキングを始めて徐々に体重が落ち始めたので、すっかり気を抜き、年末とお正月に美味しい物を食べまくった結果、体重が元に戻ってしまいました(グラフ参照)。毎日のウォーキングが数日飛ばしのペースになったのもリバウンドした原因の一つです。

 このことから、2つのことがわかりました。

  • やり始めた定期的な運動を止めるとリバウンドしやすい。
  • 単一のダイエット方法は失敗する可能性が高い。

 ある程度効果が出たダイエット方法も、維持し続けるのは大変です。この時、単一のダイエット方法しか実行していないと、減量している要因が単一であるがゆえに、あっという間に体重が元に戻ります。大事なのは以下のことだと薄々気づき始めました。

  • 根本的に生活習慣から変えないとダメ。
  • 継続可能な方法を探さないとまた失敗する。
  • 最終的にはいくつかの方法を取り入れて行くのだけど、一気にやるのではなく、徐々に取り入れていく。
  • 心が折れない事が大切。モチベーションを持ち続ける。

長年思い込んで来た、自分の標準体重

2008年2月【体重92kg】

 90kg辺りが、僕の人生における標準体重でした。大学時代に90kgを突破してからはずっと90kg前後を行ったり来たり。たぶん一生このままだと諦めていました。おそらく、生活習慣の改善が無ければ一生このままだったのでしょう。「子供のころから太っている人は、脂肪細胞の数が多く、痩せにくい。」と言う説も真面目に信じていました。

 食生活は変えてませんでしたが、一応、週に一回ペースで散歩はしていました。年末年始のドカ食いムードも終わって、僕の(長年思い込んでいた)標準体重に戻ってきた感じです。

ダイエットを本格化させるきっかけ

2008年3月【体重87kg】

 こんな模索をしている最中、僕にある転機が訪れます。息子の誕生です。振り返ってみると、ダイエットにおけるターニングポイントはこのイベントでした。「継続可能性」が必須条件とは言え、一番始めにやり始めるきっかけは、何かの劇的な動機付けがあるとやりやすいかも知れません。たとえば、30代の場合、付き合い始めとか、子供の出産とか、結婚などが良い機会ではないかと思います。

 息子誕生後の1ヶ月、特にダイエットを意識していなかったのに、体重が一気に5kg減りました。今になって考えてみると体重減少の原因はいくつかあって、

  • ウォーキングによる基礎代謝量増加の効果はすぐ現れない。少なくとも数ヶ月掛かる。
  • 長女と1対1で遊ぶ事が非常に多かった。(妻の出産の為)
  • 家事をやる機会が増えた

 3月末に体重が減ったのを見て、これは一世一代のチャンスだと思いました。これでダイエットを本格的に決意した訳です。

まずやるべき、簡単な3つの事

2008年4月【体重84kg】

 本格的なダイエットを始めてから、やり始めたことが、3つあります。

  • 普段飲んでいる飲み物から、一切の糖分を排除する。
  • 体重が減っている事と、ダイエットを決意した事を身近な人に言う。
  • 体重計に毎日乗る。

 まず糖分についてですが、飲んでいるものから糖分を減らしていくことを始めました。仕事に行っている方は、節約も兼ね、家からお茶やブラックコーヒーを持っていくのが一番良いと思います。

 僕はブラックコーヒー派です。コーヒーに関して言うと、酸味があるコーヒー(モカとか)がとにかく嫌いで、アイスコーヒー用の豆が深入りでとにかく苦いコーヒーを作って水筒に入れています。

 特に注意が必要なのは、市販されている飲料です。缶コーヒーや清涼飲料系は、これでもかと言うほど砂糖が入っています。そのため、自動販売機とコンビニは、ダイエットにとって天敵以外の何者でもありません。下記を参照のこと。

缶コーヒーやジュースに含まれてる糖分が角砂糖何個分なのかをざっくり知る方法 | naglly.com

下記は、ジュースやお菓子、果物などに含まれている糖分が、角砂糖何個分に相当するのかを視覚的に表現しているサイト「Sugar Stacks」です。 Sarah Wilson | how sugar

 残りの2つは心理的な事柄です。ダイエットではよく言われている事ですが、まず人に言いふらして背水の陣を敷きます。体重計は最低1日一回、僕の場合は、朝と夜に乗る習慣をつけました。測るのは、朝ご飯前がお勧めです。朝は思った以上に体重が減っている(寝てる間に代謝が起きるので体重が減ったようにみえる)為、ダイエットは成功してると自らに勘違いさせる事が出来ます。

 ちょっとしたことの積み重ねですが、これでもまぁまぁ体重が減るものです。

 具体的な目標を持つ事も効果的です。僕の場合、リーバイスの501が昔から履けなかったので、(サイズが36インチ以下だけの為)この服が着れた自分をイメージしてました。たまにジーンズショップに出かけていって、実際足を入れてみるってのも良いかもしれません。

雑記:36インチがすんなり履けた!! | naglly.com

30代40代のいわゆる中年太り組の方々には、このうれしさをきっときっと理解してくれると思う。 昨日は、家族4人でショッピングモールへ行きました。近所な方が見つかったので具体名出しますが、宮原のステ

本格的にダイエットを始める

2008年5月【体重80kg】

 本格的にダイエットを決意してから、まずはじめた事は間食を減らすでした。これは、もともとメタボな人がダイエットする上で、最も重要なファクターです。

 これを実行するためには、レコーディングダイエットが一番有効でした。

日常:簡単お手軽レコーディングダイエットのススメ | naglly.com

子供が生まれてからと言うもの、あまり苦労してないのに「激痩せ」し始めています。やつれてるのか、通常に痩せてるのか微妙なラインです。体に不調はないので、病気ではないと思います。子育てはとにかく体力使い

 食生活の見直しの為、起きている間、口に入れた食べ物を全て記載していきます。飴玉一個、チョコの小袋1つ、その程度でも全て書きます。ただし、これを永遠にやる必要はなくて、間食がいかにダメな行為なのかを客観的に理解する為に行うので、1週間、2週間でやめても問題ないと思います。

 カロリーをくまなく記載していると、多少食事を抜いたり、食事量を減らしたとしても、間食が行われたことで見事に相殺され、全てが無駄になると気づきます。これでは間食の為に食事量を減らしているようなものです。間食のダメさ加減を骨の髄まで浸透させることが重要です。

腹筋は体の中で最も大きな筋肉

 内臓脂肪を減らしたいと思っているなら、最も効果的なのは腹筋を鍛える事です。これは読んだ本の受け売りなのですが、体の中で一番大きな筋肉は、腹筋、背筋、大腿筋(太もも)です。つまりは、基礎代謝を増やして、リバウンドしない体を作るには、腹筋を鍛える事がまず重要だと考えました。腹筋を鍛える運動の中で、自然に背筋と大腿筋も鍛えられます。

 そうは言っても、メタボな方は普段運動してないと思いますので、いきなり本格な腹筋運動を始めても確実にめげます。僕もそうでした。上半身を起こす普通の腹筋運動は初めの10回くらいしか出来ず、ダメさを実感しただけでした。

 習慣を定着させる為に、毎日ではなく、週に2回、曜日を決めて、5回→10回→15回とごく少ない回数から少しずつ腹筋の回数を増やしていくくらいがちょうど良いと思います。毎日やろうとするのは失敗の元。筋肉痛で、次回のやる気が削がれます。また、これに追加して、ストレッチをやりました。僕はあぐらが長い事上手くかけなかったので、あぐらをかく練習をしました。ストレッチをやるだけでも地味にカロリーが消費されます。

 こんなことを2008年の5月では行い、体重は順調に減っていきました。この時点で気が付けば17kgの減量に成功していました。

ダイエットの効果を実感

2008年6月【体重:78kg】

 僕の第一目標は3つありました。

  1. BMI指数が25を下回ること。
  2. 体脂肪率が平均で20辺りになる事。
  3. リーバイスの501が履ける体になる事。

 6月は、この3つを達成した月でした。僕の身長は178cmなので、79kgを下回れば、BMIが25を下回ります。一般的な基準では、25を下回ると標準体重になります。

 体脂肪率は、BMI指数と並んで重要なファクターです。内臓脂肪に関しては、体脂肪率を見ないと正確な値が分かりません。体脂肪率は、体重計で測定するのが一番お気楽ですが、足の裏の電極で測る市販の体脂肪計はあまり正確ではありません。あくまで目安なので、数回測定した数値の平均で考えるのが良いと思います。

 で、僕がうれしかったのはなんといってもリーバイス501が履けた事です!これが何よりもうれしかった。これで自分のダイエットに確信を持つ事が出来ました。

ダイエットが軌道に乗ってきたら

2008年7月【体重74kg】

 本格的なダイエットを始めてから下記の事を実行に移しました。

  • 腹筋を毎日やる。(膝を曲げて上半身を上げる普通の腹筋運動30回程度)
  • 間食を完全撤廃する。
  • 肉食を可能な限りやめて、魚中心のメニューにする。
  • 一回分のご飯(白飯)の量を測って一定量以上食べないようにする。
  • でも、ビールはやめない。(未だに毎日飲んでる)

 腹筋は、普通の腹筋運動が30回出来た時から毎日やっています。定期的な運動に関しては、今はこれだけです。食生活は、大幅に変わりました。妻の協力もあります。カロリーはある程度計算していますが、計算する理由は、食後の一杯のビール枠を確保するためです。カロリー計算していないと、ビールを飲める根拠が生まれません。最近は、大雑把なカロリー計算で、一日2000kcal弱摂っていると思います。

 間食を減らし、1日3食しか食べないようになると、1日の摂取カロリーが感覚的に大体分かってきます。僕の場合、1日のカロリー摂取量は以下のようになっています。

  • 朝、平均500kcal
  • 昼、平均700kcal
  • 夜、平均800kcal

 これで大体2000kcalです。レコーディング・ダイエットでカロリー計算をしばらく意識してると、あの食材は「大体何kcalなのでやばい」とか、危険な食べ物が大体分かってきます。飲み会など大皿で出される料理はカロリーが計算しづらいのですが、感覚的に危険な食材だけ知っておけば、この辺は大丈夫かと思います。

ダイエット期の終わり

2008年8月【73kg】

 遂に体重が全く減少しなくなりました。これがほぼ標準体重のようです。このまま維持して行きたいです。おそらく、体重を減らすことより永続的に体重を維持していくことの方がはるかに難しいです。

 そのためゆっくり時間を掛けて、複数の要因を取り入れ、かつ、日常化をしていかないと、必ずリバウンドする羽目になります。もしかしたら僕の挑戦はこれからなのかもしれません。今後も継続していくためには書き溜めたこの記事を数年ごとに見直すことが一番かと思います。

 おわり。

 この記事のカテゴリは、生活 です。
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する記事と広告

最新週刊アクセスランキング