ダンボールで作るiPhone 3Gケースと自作iPod nanoケースの作り方
このダンボールで作られてるiPhone 3Gのケースを見て、昔作った自作のiPod nanoのケースを思い出したので絡めて書いてみます。
まず、上の画像にある「iPhone 3Gのダンボールケース」の記事は下記です。
- Case-Mate iPhone 3G / 3GS recession case (Case-Mate IPH3GRC), Apple iPhone 3G / iPhone 3GS Cases, Holsters, Skins, and Accessories in Premium Leather
http://www.case-mate.com/iPhone-3G-Cases/Case-Mate-iPhone-3G--3GS-recession-case.asp - 「不況」という名のiPhoneケース現る : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ
http://www.gizmodo.jp/2009/09/iphone_210.html
この無垢なダンボールの風合いに心惹かれるものは確かにありますが、何も有料で売り出すほどの品ではないと思いました。
今回はここからが本題です。
恥ずかしながら、僕が昔作ったiPod nano(第2世代)の自作ダンボールケースの画像は下記です。
過去に書いた記事は、こちらです。
- iPod:nano用のカーマウントを自作してみました
/archives/2006/10/ipod-nano.php - 車載:ノア用の自作ipodカーマウント
/archives/2008/07/ipod-1.php
iPod nanoの場合、iPhoneと違って重量は軽いし、何しろ小さいので、ダンボールを折り曲げたりしなくても作成することが出来ます。
作り方は簡単です。特別なデコレーションが必要ない場合は、下記のステップで作ることが出来ます。
1. 用意するもの
- iPod nanoより厚さのある厚手のダンボール 1枚
- 厚紙 1枚
2. ダンボールの裁断
用意したダンボールから、持っているiPod nanoより少し大きめにダンボールを切り取ってください。iPod nanoの外側に取る、ダンボールの面積が大きいほど強度が増します。
3. iPod nanoのサイズを測る
切り取ったダンボールの上にiPod nanoを置き、エンピツなどで、ダンボール上にiPodの形を書きます。その際、iPodより、ほんの少しだけ(2mm程度)小さく採寸するのがコツです。そうすることにより、iPod nanoを初めてケース押し込んだとき、nano自身により、ぴったりとしたサイズが形作られ、固定が出来るようになります。
イヤホンを付けた状態での採寸を忘れないで下さい。また、ロック解除の部分には、指が入るだけの隙間を作ったほうが良いです。(僕が作ったケースは用意しませんでしたが。)その部分も後で切り取るよう採寸しましょう。
4. カッターでダンボールを切断
カッターで測ったとおりにダンボールをくり貫きます。
5. 厚紙を裏面に貼る
iPod nanoの背中側の支えになるよう、厚紙を貼ります。接着剤はのりで十分です。
6. 厚紙を表面に貼る(オプション)
ケース強度が十分でなかったり、押し込んだiPodがすぐ取れてしまうような場合は、表面にも厚紙を張ります。iPod nanoより小さいサイズに厚紙を切り、表面に貼り付けます。
7. 完成
iPod nanoを押し込めば、ケースの完成です!
初めの画像で示したとおり、僕が昔作ったものは見栄えがかなり悪いですが、あまり人目に触れない車載用のマウントにするには十分でした。
そもそもダンボールであるため、どんな風にも加工できますし、材料はいくらでもあるので、失敗しても何度でも作れます。自作するのは楽しいです。
例えば、ダンボールののりしろが出来ることにより、端っこをクリップ等で挟めると言う利点もありますし、紐を通す為の穴を作ることも可能です。紐を通して首からぶら下げて街へ出るって事も出来ますよ!(たぶん)