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Spider Paleontology - クモ古生物学

  • カテゴリでは、世界で最も人気があるWebコミック「xkcd」の最新コミックをひたすら日本語に翻訳していきます。
  • 2015年の翻訳記事はxkcd(2015年)、2014年の翻訳記事はxkcd(2014年)、2013年の翻訳記事はxkcd(2013年)から。更に過去の翻訳記事はxkcdからどうぞ。
  • 翻訳済みの秀逸なコミックについては、過去のベスト10をまとめた記事(2009年~2010年2011年2012年2013年2014年2015年)よりどうぞ。
  • なお、コミック内の英文が難解な場合は、クオリティの低い訳文をとりあえずUPすることもありますが、自ら気づいたり、皆様からの指摘があれば、正しい訳文にその都度直していきますので、誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。

spider_paleontology.png
©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

Spider Paleontology(クモ古生物学)

タイムトラベラー: I'm here from the distant future!
 (私は、遠い未来からここにやってきた!)
女: Cool! What for?
 (素敵!何のため?)
タイムトラベラー: Spiders!
 (クモさ!)
タイムトラベラー: We've learned about your planet's spiders from fossils.
 (私達は、化石からあなた方の惑星のクモについて学んだ。)
There's a whole spider craze. We have spider theme parks, spider movies, spider costumes...
 (ちょうど、クモの大流行があって。私達には、クモのテーマパーク、クモの映画、クモのコスチュームなんてのがある...)
Such beautiful animals!
 (なんて素晴らしい動物なんだ!)
女(欄外): I guess...
 (でしょうね...)
タイムトラベラー: Now we've got time travel, so I'm here to see one for myself!
 (今私達は、タイムトラベルし、私は、自分自身の目でその一つを見るためにここに来たのさ!)
女: Sure! There's one over there!
 (そうね!あそこに1匹いるよ!)
タイムトラベラー: Woowwww!
 (わおー!)
タイムトラベラー: What's that giant net it's caught in?
 (クモが引っ掛かってる、この巨大な網は何?)
女 (欄外): You mean its web?
 (「クモの巣」の事を言ってる?)
タイムトラベラー: Its what?
 (クモの何だって?)
女: Oh, right, fossils. So you wouldn't know about...
 (ああ、そうか。化石か。だから、この事について知らないのか...。)

女: ...
 (...)

女: Oh my God. Dinosaurs must have been so weird.
 (ああ、なんてこと。恐竜は、もっと奇妙だったはず。)
男: Holy crap, yeah.
 (くそっ。そうだな。)
女: Listen, can we borrow your time machine?
 (ねぇ。あなたのタイムマシンを貸してくれないかな?)

Alt-text: Whenever you see a video of birds doing something weird, remember: Birds are a small subset of dinosaurs, so the weirdness of birds is a small subset of the weirdness of dinosaurs.
 (君が奇妙な事をしている鳥のビデオを見る時はいつでも、以下を忘れないで。鳥は恐竜の中の小さな集団の一つなので、鳥の異様さは恐竜の異様さの小さな集団の一つ。)

補足

 未来で大流行しているクモの現物を見たさに未来からタイムトラベルしてきた生命体。その生命体は、クモは知っていても蜘蛛の巣を知らないと言うことが分かり、自分たちは、化石で恐竜を知っていても、その習性の全てを知ることは出来ないと言うことに気付き、タイムマシンを借りようとする。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

 この記事のカテゴリは、xkcd日本語訳(2016年) です。
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