2018 - 2018年
- 当カテゴリでは、世界で最も人気があるWebコミック「xkcd」の最新コミックをひたすら日本語に翻訳していきます。
- 2015年の翻訳記事はxkcd(2015年)、2014年の翻訳記事はxkcd(2014年)、2013年の翻訳記事はxkcd(2013年)から。更に過去の翻訳記事はxkcdからどうぞ。
- 翻訳済みの秀逸なコミックについては、過去のベスト10をまとめた記事(2009年~2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年)よりどうぞ。
- なお、コミック内の英文が難解な場合は、クオリティの低い訳文をとりあえずUPすることもありますが、自ら気づいたり、皆様からの指摘があれば、正しい訳文にその都度直していきますので、誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。
©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License
2018(2018年)
女: I wonder if 2018 will be a leap year.
(2018年って、うるう年かな。)男: ...it won't be, right?
(...そうじゃない、だろ?)
女: I doubt anyone knows at this point.
(この時点では、誰も分からないよね。)男: No, it's definitely not. Leap years are divisible by 4.
(いや、間違いない。うるう年は4で割り切れるんだ。)
女: Right, and for odd numbers, that's easy.
(そう。奇数なら簡単よね。)
女: But 2018 is even.
(でも、2018年は偶数。)
女: 50/50 chance.
(チャンスは五分五分)男: I can settle this with a calculator.
(計算機なら、この問題を解決できるよ。)
女: No way. If it were easy to factor large numbers like that, modern cryptography would collapse.
(だめよ。そういう巨大数の因数分解が簡単に出来たら、現代の暗号は崩壊する。)男: I see.
(そうだな。)
女: I just hope we manage to brute-force it by February.
(2月までに総当りで解析するのを期待してるわ。)Alt-text: We should really start calculating it earlier, but until the end of December we're always too busy trying to figure out which day Christmas will fall on.
(僕らは実際、それを急いで計算しなければならないが、12月の終わりまでに、クリスマスが何曜日か求めようとしてるので、かなり忙しい。)
補足
2017年最後のコミック。来年はうるう年かどうかについて話す2人。計算機を使えば簡単にうるう年が分かるが、それが簡単に解けてしまうと、現在使われてる暗号も簡単に解けてしまう気がして、曖昧にしておくことに会話が落ち着く。
XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
Amazonで詳しく見る
楽天市場で探す
Yahooショッピングで探す