The End of the Rainbow - 虹の端
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The End of the Rainbow(虹の端)
女: There's a pot of gold at the end of the rainbow.
(虹の端には、金の壺があるのよ。)
男: Rainbows are circles. They have no end.
(虹は円形だよ。端なんてないし。)女: Not quite!
(そんなことない!)女: A rainbow is light leaving the Sun, bouncing off the clouds, and converging on your eye. It's an inside-out two-ended cone.
(虹は太陽を離れ雲に跳ね返って、あなたの目に収束するでしょ。虹は、内側に向かって2つの端がある円錐だよ。 )女: One end of that cone is your retina.
(その円錐の一端はあなたの網膜。)女: The other end is the Sun--which contains quintillions of tons of gold. There's more gold in the Sun than water in the oceans.
(もう片方は、何百京トンもの金を含んでいる太陽。太陽の中には海の水よりもたくさん金が存在するのよ。)女: So there is a pot of gold!
(だから金の壺があるの!)
男: What about leprechauns?
(レプラコーンはどうなる?)女: All incinerated as the sun formed. Very sad.
(太陽が形成されたと同時に、全て焼却されたわ。とても悲しい。 )Title text: The retina is the exposed surface of the brain, so if you think about a pot of gold while looking at a rainbow, then there's one at BOTH ends.
(網膜は脳の露出した表面だ。したがって、虹を見ながら金の壺を考えると、両端にレプラコーンが居る。)
補足
虹の端っこどうなっているのかについて、男女が話している。レプラコーンはアイルランドの妖精で、虹の端にはレプラコーンが隠した金の壺が隠されていると言う伝承があり、女は、虹は太陽、雲、人間の目で作られる壺状の形となっており、その形の太陽側の端には金が含まれていると説明する。
2018.1.23 追記
訳文に間違いがありましたので、一部修正しました。
XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
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