An Apple for a Dollar - 1ドルのリンゴ
- 当カテゴリでは、世界で最も人気があるWebコミック「xkcd」の最新コミックをひたすら日本語に翻訳していきます。
- 2017年の翻訳記事はxkcd(2017年)、2016年の翻訳記事はxkcd(2016年)、2015年の翻訳記事はxkcd(2015年)、2014年の翻訳記事はxkcd(2014年)、2013年の翻訳記事はxkcd(2013年)から。更に過去の翻訳記事はxkcdからどうぞ。
- 翻訳済みの秀逸なコミックについては、過去のベスト10をまとめた記事(2009年~2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年)よりどうぞ。
- なお、コミック内の英文が難解な場合は、クオリティの低い訳文をとりあえずUPすることもありますが、自ら気づいたり、皆様からの指摘があれば、正しい訳文にその都度直していきますので、誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。
©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License
An Apple for a Dollar(1ドルのリンゴ)
女: Just this apple, thanks.
(このリンゴ、ください。)
ポニーテール: That will be one dollar.
(1ドルになります。)
女: Exactly? No tax or anything?
(ほんとに?税金とか抜きで?)
ポニーテール: That's right.
(そうです。)ポニーテール: ...Is that a problem?
(それって、問題ありますか?)
女: It's just weird to realize that every other transaction in my life will be more complicated than this.
(私の人生のその他のあらゆる取引がこれより複雑だと理解していたのが、変な感じで。)女: This is like a platonic ideal exchange. An apple for a dollar.
(これは、プラトニックな理想的交換みたい。1ドルのリンゴって。)
ポニーテール: I see.
(そうですね。)女: Are we on a frictionless plane? Is a train leaving Chicago at 40 mph? Should I solve for something??
(私たちは摩擦のない飛行機にいるのかしら?40マイルでシカゴを離れる列車はある?私は何かを解く必要があるの??)
ポニーテール: Okay, apples are $2.17 now.
(わかった。リンゴは今、2.17ドルです。)
女: That's... probably better for us both.
(それが...、私たち双方にとって、たぶんさっきより良い。)Alt-text: I'd like 0.4608 apples, please.
(0.4608のリンゴをください。)
補足
重さも大きさも不揃いであるリンゴが、しかも税込みで1ドルきっかりであることに大きな疑問を感じる女。何か複雑な計算式で1ドルに収束していると考えたいらしい。結果的に、きっかりではない半端な価格設定を持ち出すと、すんなり納得する。
XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
Amazonで詳しく見る
楽天市場で探す
Yahooショッピングで探す