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Millennium Problems - ミレニアム問題

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Millennium Problems(ミレニアム問題)

男1: ...Proving that one of these four is unsolvable, but not which. If it's one of these, it would open a hole in Perlman's Poincaré conjecture proof.
 (...この4つのうちの1つが 解けないことを証明するが、どれが解けないかはわからない。これらのうちのどれかであれば、パールマンのポアンカレ予想の証明に穴が開いてしまう。)

男1: But it would also mean that solving either of the other two would re-prove Poincaré, and imply Hodge is isomorphic to...
 (だが、他の2つのどちらかを解けば、ポアンカレを再証明し,ホッジがと同型であることを暗示することになる...。)

男2: Security?!
 (セキュリティ?!)

I'm trying to make it so the Clay Mathematics Institute has to offer an eighth prize to whoever figures out who their other prizes should go to.
 (僕がこれを実証しようとしているので、クレイ数学研究所は、他の賞が誰に贈られるべきかを考え出した人に8番目の賞を提供しなければならない。)

Alt-text: The hard part about opening a hole in the proof of the Poincaré conjecture is that Grigori Perelman will come out of retirement to try to fix it by drawing a loop around the hole and contracting it to a point.
 (ポアンカレ予想の証明で穴を開けるのが難しいのは、グリゴリ・ペレルマンが引退後に出てきて、穴の周りに輪を描いて点に縮めることで穴を直そうとするからだ。)

補足

 アメリカのクレイ数学研究所により賞金が掛けられている、ミレニアム懸賞問題に関するコミック。

 7つある、それぞれの問題の間に複雑な相互関係があるため、その関係を正しく理解し、実証できた人に8番目の賞を与えるべきだと主人公の男はプレゼンする。

XKCDカテゴリの記事について

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

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