xkcd: Old Days 2 - 過ぎ去りし日2
Old Days 2(過ぎ去りし日2)
男: What was the Internet like in the olden days, for a developer?
(開発者にとって、昔のインターネットはどんなものだったの?)
女: Oh, things were very different.
(あぁ、それは全く違っていた。)
女: The cloud was a lot smaller. It was called a "mainframe" and it was near Sacramento.
(クラウドはもっと小規模だった。「メインフレーム」と呼ばれていて、サクラメントの近くにあったのよ。)
女: It was on the state landline, so the whole industry paused when the governor had to make a phone call.
(それは州の固定電話上にあったから、知事が電話をかけなければならない時には、業界全体が一時的に停止してた。)女: There was no memory protection. If you wanted to write to an address, you would call around to ask whether anyone else was using it.
(メモリ保護はなかった。アドレスに書き込もうと思ったら、他に誰か使っている人がいないか電話をかけまわって聞いていた。)
女: Often Bill Gates would say he was, even when he wasn't. That's how Microsoft got its early foothold.
(ビル・ゲイツは自分が使用していない時でも、「自分は使っている」と言うことがよくあった。そうやってマイクロソフトは早くから足場を固めていたんだ。)
男: Wow.
(おー。)女: "Git" was originally a van that circled around gathering data tapes to copy and distribute. We all took turns driving it.
(「Git」は元々、データテープを集めてコピーして配布するために巡回していたバンだった。みんなで交代で運転していたのよ。)
女: When you saw it coming you'd blow an air horn to request that it pull over.
(車が来るのが見えたら、クラクションを鳴らして、車を停めてもらう。)
女: That's where "pull request" came from.
(それが「プルリクエスト」の由来。)
男: Oh, neat!
(おぉ。すごい!)
女: Before terminals, we all used punch cards, which were originally developed to control looms.
(端末が登場する前は、みんなパンチカードを使っていましたが、それはもともと織機を制御するために開発されたものなの。)
女: Early mainframes would produce a sweater each time you ran your code.
(初期のメインフレームは、コードを実行するたびにセーターが出てくる。)
女: Eventually we got them to stop. We had enough sweaters.
(結局、私たちはそれを止めさせた。セーターはもう十分持ってたから。)Alt-text: The git vehicle fleet eventually pivoted to selling ice cream, but some holdovers remain. If you flag down an ice cream truck and hand the driver a floppy disk, a few hours later you'll get an invite to a git repo.
(「Git」の車両は最終的にはアイスクリームの販売に移り変わっていったが、いくつかの残滓は残っている。アイスクリームのトラックを捕まえて運転手にフロッピーディスクを渡せば、数時間後にはGitのRepoへの招待状が届くのだ。)
補足
年配の女性に、昔のソフトウエア開発環境とインターネットについて教えてもらっている主人公。まともなことを言ってると思いきや、後半になればなるほどおかしな展開になっていく。
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XKCD作者が書いた本
XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。
評価: 4.0点
ランドール・ マンロー,吉田 三知世 2015-06-24
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