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Deepfakes - ディープフェイク

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Deepfakes(ディープフェイク)

白ハット: Thanks to deepfakes, soon we won't know what's real anymore. Video will become meaningless.
 (ディープフェイクのおかげで、もうすぐ何が本物かわからなくなるね。ビデオは無意味になるよ。)

男: I dunno.
 (どうだろうな...)
男: We've had Photoshop for decades and staged photos for centuries.
 (何十年も前からフォトショップがあったし、何世紀も前から写真をデコレーションしてきた。)
男: It hasn't made photos meaningless.
 (それでも、写真を無意味なものにはしていない。)

男: The bottleneck for fake stuff isn't technical. The bottleneck is willingness to lie.
 (偽物のボトルネックは技術的なものではない。嘘をつく意志があるかどうかだ。)
男: "People lying" is a very old problem.
 (「人が嘘をつく」というのは、非常に古い問題。)
男: It's a known exploit.
 (これは既知のエクスプロイトだ。)

白ハット: I guess technically we've been able to make text deepfakes for 5,000 years.
 (技術的には5000年前からテキストのディープフェイクを作ることができたんだろうけど。)
男: Maybe Ea-nasir's copper ingots were actually fine!
 (Ea-nasirの銅のインゴットは、実は大丈夫だったのかも!)

Alt-text: If so great a deductive mind as Arthur Conan Doyle can be fooled by the Cottingley Deepfakes, what chance do we mortals have? Soon our very reality will be dictated by the whims of Frances (9) and Elsie (16).
 (アーサー・コナン・ドイルのように素晴らしい演繹的な心が、コティングリーディープフェイクに騙されるなら、私たち人間はどうなるのでしょう?もうすぐ私たちの現実は、フランシス(9歳)とエルシー(16歳)の気まぐれに左右されることになるのだろう。)

補足

 「ディープフェイクのせいで、もうすぐ何が本物かわからなくなる。」と白ハットは嘆くが、主人公の男は、映像にこだわらなければ、ディープフェイク自体は古代から存在しているよね?と返事を返す。

XKCDカテゴリの記事について

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

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