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Stargazing 3 - 星空観察会3

stargazing_3.png

Stargazing 3(星空観察会3)

案内役: Welcome back to Stargazing.
 (星空観察会にようこそ。)
案内役: There are no new stars since last time, but you came back for some reason.
 (前回から新しい星はないですが、なぜか帰ってきました。)

案内役: That star is Vega. At magnitude 0.03, it's the brightest star I'm currently talking about.
 (あの星はベガです。0.03等級で、今話している中で一番明るい星です。)
案内役: That one is Polaris. It's over the North Pole, which is all it has going for it.
 (あの星はポラリスです。天の北極の真上にあり、それはこの星だけです。)

案内役: That's a comet. Some of them come back every few decades, no matter how much I yell at them.
 (あの星は彗星です。そのいくつかは、私がいくら叫んだとしても、数十年ごとに戻ってきます。)
案内役: But stargazing isn't all fun yelling. We face a problem even worse than comets: light pollution.
 (しかし、星空を眺めるのは楽しいことばかりではありません。私たちは彗星よりも深刻な問題に直面しています。光害です。)

案内役: The sky is going away because people keep shining lights at it. The new LEDs are even worse - they're too blue, and you can't turn them off by throwing rocks at them like with the old ones.
 (皆が光を照らし続けているため、星空は消え失せています。新しいLEDはさらに悪い...、青すぎて、昔の電球みたいに岩を投げて消すことができません。)

案内役: Luckily, I brought these astronomy crossbows.
 (幸いなことに、私は天文学の石弓を持ってきました。)
案内役: Take one, then let's fan out and look for lamps.
 (これを持って、手分けして、ランプを探しましょう。)

Alt-text: If we can destroy enough of the lights in our region, we may see more comets, but that's a risk we'll have to take.
 (この地域の光を十分に破壊することができれば、より多くの彗星を見ることができるかもしれないが、それは我々が取るべきリスクだ。)

補足

 星空観察会が行われ、初めは普通に説明しているが、光害の話になると突然過激になり、星空のためにみんなで灯りを壊しましょうと訴える。でも、天文学で使うクロスボウは星を観察するための道具であって、灯りを破壊することは出来ない。

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2020.3.2 追記

 頂いたコメントを参考に訳文を一部変更しました。

XKCD作者が書いた本

 XKCDの作者、ランドール マンロー氏の著作本『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』を紹介します。ウェブサイトに投稿された科学のおかしな質問を、XKCDばりの捻くれ方で回答し、それらを本にまとめたものです。こちらも面白いので是非に。

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