【メバル釣り】2001/04/28 三崎港
釣果
なぐ
メバル 2
アナハゼ 1
ネネ
ドンコ 1
カサゴ 1
ムラソイ 1
本日のお持ち帰り
メバル 2
リグ、釣り方
ジグヘッド1/16oz + エコギアグラスミノーS、SS(白、ピンク)
浅場を遠投で広範囲に探る。
水深3,40cmほどでバイト。
サイズ
メバル 24cmと20弱
それ以外はリリースサイズ
初めてみる光
深夜1:30、イカを釣りに三崎港へやってきた。
潮は中潮、干潮1:00、上げ止まりは6:50。
風はほぼ無風。
準備して堤防に上がる。
波もなく穏やかな日。意外と先行者は少ない。
水面を見て驚いた。
青々と堤防際の水面が光っている。
これが噂に聞く『夜光虫』か。
夜光虫とは、
原生動物の一種で体長は一ミリほど。
バケツで掬うとかすかに見ることが出来る大きさだ。
こいつは、外的刺激を受けると体外へ液を吐き出す。
その液が海の酵素と混ざる事により青白く発光するらしい。
そんなわけで、
とにかく刺激を受けたところはどこでも青白く光っちゃう。
エギが着水すると、波紋が輪のように青白く光っちゃうし、
ラインと水の接点はシャクるごとに光の線が出来る。
真っ暗なのに、発光する位置からエギの状態も一目瞭然だ。
これでは、きっと水の中にあるエギも
シャクるごとに軌跡が光っているに違いない。
そんな生き物、居ないし。
「キレイだなー。」
と見とれてしまうのは少しの時間で、
この状況にだんだん慣れてくると、
こんな不自然な状態で釣れるのか不安になってきた。
釣れない
なにやっても釣れない。
エギを色々変えてみたり場所をあちこち移動したりして、
懸命に釣れるパターンを探るが、全くダメ。
あっと言う間に夜明け。
あまりの無反応さに、書くことは何もない。
明るくなってから、
エギをシャクってた釣り人がモンゴウを上げた。
今回、釣れたイカを見たのはそれが最初で最後だった。
ネネは釣れないと見るや抜け目なくワームで釣りしていたらしい。
小物だが数種の魚を釣っていた。
釣れない2
これでやめられるかとリアさん宅で仮眠を取り
夕マズメから再び三崎へ行く。
夕方までは結構な風が吹いていて、
昨日と違う状況の釣りが出来るかと思ったが、
三崎に到着したら、風はぴたりと止んでしまった。
今度はメバルとイカタックルを両方持って堤防に上がる。
夕マズメから暗くなるまでエギをシャクってみるが、
相変わらずの無反応。
夜になると、また夜光虫が青々と光り始めた。
あーらら。前夜と同じじゃん。
メバルに変更
イカを諦めてメバル釣り。
出来る限り夜光虫の居ない場所、
せいぜい40cmくらいしか水深のないテトラ裏の水面を狙い、
ジグヘッドを出来る限り遠投して表層を探る。
何度か通していると、
「くくっ!」とティップが入って・・・乗った!
良い引きしてる。これはメバルだろう。
釣り上げてみると、20cm弱のメバルだった。
これは浅場狙いの新しいパターンかも。
再び岸際へ立ち、1歩ずつズレながら
広範囲にジグヘッドをキャストする。
今度は「ぐぐん!」と勢いよくロッドが入った。
来た!と思った瞬間、ドラグがジジーっと派手に鳴る。
8.6ft、ULアクションのメバルスペシャルロッドがグングンしなった。
この強烈な引き。味わった事のない見知らぬ魚の感触。
ラインは3lbなので無茶出来ない。
ドラグを適度に出しつつ魚を引き寄せる。
ようやく抜き上げてライトで照らしてみると
強烈な引きの正体はやはりメバルだった。
サイズは24cm、メバルならかなりの大型だ。
初めて20cmUPのメバルを釣った。
やった。うれしい。
メバルってこんなに引く魚だったのか。
その後イカへ戻ったりメバルをやったりしたが、結局反応無く、
深夜1:00上がり。
長ーい釣りだった。
夜光虫と釣りの関係
夜光虫と釣りの関係について軽く検索してみたんだが、
大方の意見としては、
「夜光虫の発生するような日はあまり釣れない」
と言うことらしい。
夜光虫などのプランクトン類が大量に発生しているときは、
魚のエラにそれが詰まって酸素摂取がしづらくなると言う。
つまり餌が居なくなるわけで、
イカもわざわざ餌の少ない岸際へ寄らないんではなかろうか。
ただ、エリア自体に水深がある場合、
夜光虫の少ない底近くに溜まる可能性はあるかもしれない。
釣るなら、アクションはズル引きが良かったのかも。