都市に隠されたUSBメモリで繋がる「オフライン」ファイル共有プロジェクト
誰もが自由に、好きなファイル共有する事が出来る「オフライン」のファイル共有ネットワークが誕生しました。
これは、アーチストのAram Barthollさんが仕掛けたアートプロジェクト、その名も「dead drops(秘密の受け渡し場所)」です。誰でも自由にファイルをアップロード、ダウンロード出来るように、USBメモリをニューヨークのいたるところに埋め込んでいます。
こんな場所とか。
あんな場所とか。
今回、これまで準備してきたニューヨークにある「秘密の受け渡し場所」が下記の記事でいくつか紹介されました。この記事には、5つのUSBメモリの埋め込み場所がGoogleマップの地図付きで記載されています。
USBメモリが埋め込まれている場所の詳細な写真はこちらです。(flickrのフォトセット)
- Dead Drops -NYC - a set on Flickr
http://www.flickr.com/photos/bartholl/sets/72157625142951009/with/5126139769/
不特定多数の人がUSBメモリを使いまわすので、セキュリティの危険性は十分考慮しなければいけませんが、旅先の宿でふと見つけた落書き帳のようで、なんだか妙にワクワクしてしまいます。新しい可能性を感じさせるプロジェクトです。