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xkcd: Connoisseur - 人を強制的に「目利き」にする方法

ここでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリで。翻訳済みの秀逸なコミックについては、2009年?2010年のベスト10をまとめた記事からどうぞ。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。

connoisseur.png
©xkcd.com Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License

Connoisseur(目利き)

白ハット: How do you stand this cheap wine?
 (この安いワイン、どこに置いておく?)

男: Wine all tastes the same to me.
 (僕にとっては、どのワインも同じ味だから。)

白ハット: You've just never had good wine. If you paid more attention, you'd realize there's a whole world here.
 (きみはきっと、今まで良いワインを飲んだことが無いんだよ。今よりもっと注意を払えば、ワインの深い世界がある事に気づくと思うよ。)

男: But that's true of anything! Wine, House music, fonts, ants, wikipedia signatures, Canadian surrealist porn - spend enough time with any of them and you'll become a snobby connoisseur.
 (でも、それって、あらゆる事について言えるよね。ハウスミュージック、フォント、アリ、Wikipedia署名、カナダのシューレアリスト・ポルノ...、こういうものと長い時間を過ごす事で、キザな目利きになっていく。)

白ハット: But some things do have more depth than others.
 (でも、いくつかのモノは、他よりも深さを持っているよ。)

男: If you locked people in a box for a year with 500 still frames of Joe Biden eating a sandwich, by the end they'd be adamant that some were great and  some terrible.
 (サンドイッチを食べているジョー・バイデンの500枚の止まったコマと一緒に一年間、人間を箱の中に閉じ込めれば、最後には、凄いとか、ひどい出来だったとか、そんな事をこだわりはじめるよ。)

白ハット: You're exaggerating.
 (それは誇張しすぎだ。)

男: Oh, really?
 (あ、そうかな?)

[A year later:]
 (一年後:)

男: Sure, most closed-mouth frames are boring, but in #415, the way the man's jaw frames the mayo on his hand is pure perfection and -
 (確かに、完全に閉じた口のコマは退屈だ。でも、#415の手に付いたマヨネーズを今にも口に入れようとするこの顎の様子は完璧そのものだ。それから...。)

白ハット: What a surprise. You praising a mayo frame. Listening to you, I'd think there was nothing else in the sandwich.
 (驚いた。きみはマヨネーズのコマを賞賛している。きみの話を聞いて、僕は、そのサンドイッチの他には無いと思えてきたよ。)

Frankly, the light hitting J.B's collar through the lettuce would put #242 in my top ten even if he had no mayo on his hand at all.
 (率直に言って、たとえ、彼が手の中で全くマヨネーズを取らなかったとしても、レタスを通してJ.Bの襟を照らしている光は、#242を僕のTOP10の中にランキングさせるよ。)

alt-text: Our brains have just one scale, and we resize our experiences to fit.
 (僕らの頭は、スケールをひとつだけ持っています。そして、僕らはそれに合わせるために経験の大きさを変更させます。)

補足

 ジョー・バイデンは、現アメリカ副大統領。ジョー・バイデンがサンドイッチを食べてるシーンが世の中で最もつまらない映像だとして、コミックで引き合いに出している。

 どんなつまならない物でも、その対象物と人間を一緒にして強制的に閉じ込めれば、「目利き」なるのかと言う実験を行う。そして見事に成功する。

 今回時間がなかったので、訳文が結構荒っぽい。間違いがあったら指摘ください。

 あと、右のフレーズが上手く訳せず。「the way the man's jaw frames ...」

追記(2011.6.23)

 頂いたコメントを元に訳文を一部修正しました。

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